【企業側】シェアフルに求人掲載する方法と手順!一連の流れを具体的に解説

シェアフル 求人掲載

※当記事はPRを含んでおります。

「シェアフルへ求人掲載する方法を知りたい」「掲載から採用までの具体的な流れを把握したい」そのような悩みを抱えていませんか。

この記事では、アカウント登録後の流れとして、求人票の作成から給与支払いまでの一連の流れを具体的に解説します。

シェアフルへ求人掲載する場合は、求人掲載企業側用のアカウント登録を進める必要があります。求職者はシェアフルアプリでアカウント登録できますが、求人掲載企業側のシェアフルアプリはないので、アカウント登録はWebから行います。

求人票作成時のNGワードや禁止表現、シェアフルで利用できる労務管理代行サービスなど、求人を掲載するにあたって必要な補足情報も紹介しますので、利用前に読んでおくと求人掲載をスムーズに行えるでしょう。

目次

スキマバイトで有名なシェアフルとは

スキマバイトで有名なシェアフルとは

シェアフルは、東京都港区青山に拠点を構える「シェアフル株式会社」が提供するスキマバイトアプリです。アプリのダウンロード数は約800万以上、法人登録数は約6万3,000社となっています。(2024年10月時点)

募集できる勤務時間は、数時間から可能で、複数日にわたる短期バイトの募集も可能です。引き抜き採用にも対応しており、長く働いてほしい人材は無料で長期雇用へ切り替えることができます。

スキマバイトだと勤怠管理や雇用契約の締結、給与支払いなど労務管理の手間を懸念されるかもしれませんが、シェアフルでは「労務管理代行サービス」を利用できるため手間を最小限に抑えられます。

シェアフルで求人掲載する全体像!募集から給与支払いまでの大まかな流れ

シェアフルで求人掲載する全体像!

シェアフルでの募集から給与支払いまでの流れは、以下のとおりです。

流れ企業シェアフル
募集アカウント開設・求人票作成
採用(※)即決定でない場合は個別選考自動マッチング
就業勤怠管理用QRコードを用意・ワーカー受け入れ勤怠管理
勤怠・給与計算勤怠承認・ユーザー評価給与計算
給与支払い(※)シェアフルへ一括精算ワーカーへの給与支払い

(※)労務管理代行サービス・即払いサービスを利用した場合

シェアフルは労務管理代行サービスを提供しています。上記の表には記載していませんが、雇用契約時の労働条件通知書も自動作成/送付されるので、労務関連の手続きを楽に行えます。

【シェアフル求人掲載から給与支払いまでの流れ】①求人票の作成と掲載

シェアフルでは、アカウント登録完了後、即日で求人掲載を開始することができます。掲載料は無料です。

  1. 管理画面「求人作成」メニューより求人票を新規作成
  2. 職種・募集人数・就業日時・就業場所・業務内容・公開範囲・支払条件・事前質問などを設定
  3. 求人票を公開する

求人テンプレートを活用すれば、「求人タイトル、業務詳細、持ち物、服装、注意事項、入出手順/待ち合わせ項目」が自動入力されるため、スピーディに募集を開始できます。

また、掲載期間は「就業開始〜就業開始3日前」の範囲で自由に設定可能です。

求人票の作成にあたっては、NGワードや禁止表現に注意してください。NGワードや禁止表現は労働基準法や男女雇用機会均等法、職業安定法などによって定められており、法律違反とならないような配慮が必要です。

例えば、以下のような表現は禁止とされています。

  • 性別の制限、性差別に繋がる表現(男性歓迎/女性歓迎、ウェイター/ウェイトレス、主婦)
  • 年齢を制限する表現(20歳以上、25〜35歳までの方)
  • 人権侵害、就職差別に繋がる表現(国籍不問、明るい方、東京都出身の方)
  • 優位性、比較表現(No.1/最大手、唯一、元祖、業界シェア〇〇%)
  • 面接を示唆する表現(面接の上、業務開始となります)
(参照元:求人掲載時のNGワードや禁止表現

年齢・性別・国籍など、応募者を限定するような表現は禁止とされています。差別表現は、知らず知らずのうちに使ってしまうケースもあるので、求人票を作成するときには細心の注意を払う必要があるでしょう。

また、自社の優位性を示すような表現を使うときも気をつけてください。実績を記載するときには、誇大表現にならないことや根拠の併記が必要です。

【シェアフル求人掲載から給与支払いまでの流れ】②就業者の採用

求人掲載後は、求職者からの応募を待つことになります。採用までの流れは、以下のとおりです。

  1. 応募者の中からAIが自動マッチングして採用。
  2. 条件が合致していない場合や外国籍の人の応募の場合、企業側の個別選考により採用可否を判断。

自動マッチングは選考の手間を省けるメリットがある一方で、選考を行えないことにデメリットを感じる人もいるでしょう。

そんな人は、公開範囲の設定や事前質問、招待機能を活用するのがおすすめです。応募者を事前に絞り込めるため、マッチング精度を高められます。

また、条件が合致していない場合、個別選考が可能ですが、これはシェアフル特有のもので、シェアフルを利用するメリットといっても過言ではありません。

他社のスキマバイト募集サービスでは、AIが自動マッチングする点は同じですが、企業側は個別選考する機会はありません。

【シェアフル求人掲載から給与支払いまでの流れ】③雇用手続き

採用が決まったら、労働条件通知書を発行し、ワーカーへ送付します。

とはいえシェアフルでは、労働条件通知書の発行(PDF)/送付は自動で行われるため、特に作業を行う必要はありません。(アカウント開始時に自動設定)

遅刻や欠勤したワーカーに対しては、労働条件通知書の無効通知が自動で送られます。

もし自社で個別に労働条件通知書を発行する場合は、シェアフルへ電子通知の停止を依頼する必要があるので覚えておきましょう。

【シェアフル求人掲載から給与支払いまでの流れ】④就業

就業当日は、勤怠用QRを使って出勤・退勤の登録を行います。就業当日の流れとして、以下のようになります。

  1. 企業側がシェアフル管理画面から「勤怠用QR」を用意。
  2. 出勤した就業者へ勤怠用QRを提示し、シェアフルアプリから読み取ってもらう。
  3. 制服貸与・レクチャーなどを行い、就業開始。
  4. 退勤するワーカーに勤怠用QRを提示し、シェアフルアプリから読み取ってもらう。

出勤・退勤時のQRコードの読み取りは、それぞれ就業開始時間前と就業終了時間後に行う必要があります。

もし読み取れなかった場合は、後で別途、勤怠承認する必要があるので忘れないようにしましょう。

【シェアフル求人掲載から給与支払いまでの流れ】⑤勤怠管理・給与計算

勤怠管理・給与計算の流れは、以下のとおりです。

  1. 勤怠承認を実施(行う必要がある場合)
  2. シェアフルシステムにより給与が自動計算される(毎月締め後4営業日目が目安)

就業が完了したら、シェアフルシステム上で給与計算が行われます。

勤怠承認を行わないと給与計算されず、ワーカーへの給与支払いも実行されないため、勤怠承認が必要かどうかを必ず管理画面で確認するようにしましょう。

【シェアフル求人掲載から給与支払いまでの流れ】⑥給与支払い

給与の支払い方法は、即払いサービス利用の有無によって異なります。

<労務代行サービスのみ利用>
  • FB(ファームバンキング)データより就業者ごとの振込金額を確認。
  • 自社で給与支払いを対応。
<労務代行サービス即払いサービスを利用>
  • 就業者への給与支払いはシェアフルが立替払い。
  • 立替払い分は、シェアフルへ一括精算。

立替払い分は一括精算となるため、複数のワーカーを受け入れる場合は支払い手続きが簡素化されて便利です。

ただし源泉徴収税の支払いが必要な場合は、即払いサービスの利用有無に関わらず企業側で納めなければなりません。源泉徴収票はシェアフルシステム上で取得できます。

その他に、給与支払報告書や給与明細などもダウンロード可能です。

シェアフルに求人掲載する企業側の7つのメリット

シェアフルに求人掲載する企業側の7つのメリット

シェアフルは、採用コスト・労務コストを抑えながら、柔軟に人材を確保できるスキマバイトサービスです。

そんなシェアフルを利用するメリットを、大きく7つに分けて解説します。

メリット1. 柔軟な時間で人材募集できる

シェアフルでは、数時間〜1時間単位の単発バイトや複数日にわたる短期バイト、長期雇用など様々な働き方での募集が可能です。忙しい時間帯や繁忙期など、必要なときに必要な数の人員を確保できます。

シェアフルの利用は、採用コストの節約や、既存スタッフの負担軽減に効果的です。

メリット2. アカウント開設から求人掲載までの期間が短い

シェアフルには、職種ごとの求人テンプレートが用意されています。先述のとおり、「求人タイトル、業務詳細、持ち物、服装、注意事項、入出手順/待ち合わせ項目」が自動入力されるため、求人票作成の時間と手間を大幅に削減できます。

早ければ、求人掲載から採用までを即日で完了させることもできるでしょう。急な人員不足で悩んでいる企業にとっては、とても嬉しいメリットではないでしょうか。

メリット3. 成果報酬型のため求人掲載料が発生しない

シェアフルでは、求人掲載数や掲載期間に関わらず掲載費用が発生しません。

紹介手数料は、ワーカーを受け入れた際に初めて発生。一般的な求人サイトでは、掲載料を支払って1人も採用できないというケースがありますが、シェアフルではその心配がありません。

採用コストを抑えたい企業や、求人広告の知見がない企業にとっては、余計なコストをかけることなく人材採用を行えるメリットがあります。

メリット4. AI技術による自動マッチングで採用の手間を軽減

シェアフルは、履歴書や面接などによる選考の手間なく採用が決まる、ユニークなシステムを採用しています。AI技術により、求人の条件に合致した応募者を自動決定してくれるため、採用の手間がかかりません。

条件を満たしていない応募者や外国籍の応募者に対しては、手動採用(個別選考可能)となるため、不本意な人材が採用されるリスクも防げます。

メリット5. ミスマッチを防げる機能も充実

ミスマッチを防ぐ機能が備わっているのも、シェアフルの魅力のひとつです。

シェアフルの資料によれば、自社で低評価をつけたワーカーや、ブロックしたワーカーとはマッチングしないようになっているとのこと。さらに自動決定する際は、過去の就業実績も考慮されます。

求人票作成時には、事前質問機能を使って応募者を絞り込むことも可能です。経験者を募集したいときや、特定の条件を設定したいときに活用できます。

メリット6. 労務管理の手間がかからない

シェアフルでは、労務管理代行サービスや即払いサービスなどの便利なサービスが提供されています。勤怠管理・給与計算・帳票管理などをシェアフルが代行するため、社内リソースを圧迫することなく人材を確保できます。

特に給与の立替払いは、人材の入れ替わりが激しい単発バイトにおいてはとても便利でしょう。立替払い分はシェアフルへ一括精算するだけで済むため、ワーカー一人ひとりへ給与の振り込みを行う手間がかかりません。

メリット7. 優良な人材を無料で引き抜ける

優良なワーカーは長期雇用へ引き抜くことができます。紹介手数料は発生しませんし、シェアフルへ報告する必要もありません。

この引き抜き制度は、企業と就業者どちらにとっても大きなメリットです。

企業側は、働きぶりを確認してから引き抜けるためミスマッチを防げ、就業者は職場の雰囲気や業務内容を判断してから長期雇用の誘いを受けるかを決めることができます。

現状では、就業者の5人に1人が長期雇用に切り替えているとのことです。

シェアフルに求人掲載した企業の事例まとめ

ここでは、実際にシェアフルを利用した企業の実例をいくつか紹介します。どのような採用効果に繋がるのかをチェックしてください。

①「2か月で20名以上の採用に成功」した事例

企業情報
  • 業種:派遣
  • 職種:倉庫作業スタッフ
  • 課題:派遣スタッフの採用が集まらない

人材派遣を行う企業が、派遣スタッフの確保のためにシェアフルの利用を開始した事例です。

同企業は、アルバイトの求人媒体を複数社利用してみたが、応募が集まらず苦戦。そんな時に、協力会社からシェアフルの話を聞き興味を持ったそうです。

結果的には、シェアフルを導入してすぐに応募があり、
わずか2ヶ月で20名以上のスタッフの採用に成功しました。

またシェアフルを利用するにあたって、採用コストの削減も大きなメリットになりました。他の求人媒体では掲載料がかかるため、採用に繋がらない時は費用対効果が悪かったのに対し、掲載料が無料であるシェアフルでは余分な費用がかからないため費用対効果を高く維持できたのです。

シェアフルの採用効果を実感できた同社は、他業界のスタッフ採用にも導入していきたいと語っています。

②採用コストを30%削減して長期スタッフ採用も5名成功!

企業情報
  • 業種:ホテル
  • 職種:清掃スタッフ、ホールスタッフ
  • 課題:人材不足により、チェックインまでに清掃が間に合わず、お客様を待たせる事態が多々発生

ホテル需要の高まりに伴い、客室の清掃スタッフやレストランのホールスタッフの人材不足に直面した企業です。

同企業は、人材不足に伴いチェックインまでに客室清掃が終わらず、お客様を待たせる事態が発生するようになったそうです。さらに清掃が間に合わなければ、お部屋の変更案内を行わざるを得ず、フロント業務への負担も大きくなってしまいました。

人材確保に向けて求人誌や大手求人媒体・ハローワークへ求人掲載したそうですが、コロナ禍ということもあり苦戦。

そのような中、シェアフルを導入してみると、求人掲載後すぐに応募が集まったとのことです。

その後は、求人掲載すればほぼ確実に必要な人員を確保でき、
リピートで働いてくれるユーザーが10名以上いると語っています。

スキマバイトを活用する企業が安定的に人材を確保するためにやっていること

スキマバイトを活用する企業が安定的に人材を確保するためにやっていること

スキマバイトの成功事例を読んでいると、人材確保のための企業側の取り組みも印象的です。

特に安定的な人材確保に繋げたい場合は、いかに優秀な人材にリピートしてもらうかがカギとなります。
ここでは企業事例をもとに、シェアフルワーカーを受け入れる企業側の努力を紹介します。

丁寧なコミュニケーションと感謝の気持ち

「丁寧なコミュニケーション」や「感謝の気持ち」を伝えることは、多くの企業で共通して見られる取り組みです。リピートユーザーを100名以上獲得できたというとある物流企業では、声掛けなどのコミュニケーションを一番重要視しているそうです。

ワーカーとの距離が縮まれば、リピートや正社員雇用の交渉がしやすくなり、欲しい人材を安定的に獲得することができます。

「ワーカーの満足度を高める」これは、リピートワーカーの獲得のためには必須といっても過言ではありません。

シェアフルワーカー用に長期勤務募集ポスターを掲示

中には、シェアフルで採用したワーカー向けに、長期勤務募集のポスターを作成するというユニークな取り組みを行っている企業があります。

「シェアフルワーカー限定!長期勤務できる方大募集」のように書かれていると、特別感があり、興味のあるユーザーからの能動的な応募が期待できます。

お気に入り登録したワーカー限定の求人を掲載

シェアフルから約30名の長期アルバイトを採用できた企業では、お気に入り登録機能をうまく活用しています。

シェアフルでは、気に入った人材をお気に入り登録し、公開範囲を限定して求人掲載することができます。公開範囲を限定することで、欲しい人材にのみ求人票を表示させることができ、ミスマッチが起こる心配がありません。

また同企業では、コミュニケーションにも工夫を加えています。若い就業者を受け入れたときには、年齢の近いアルバイトスタッフや正社員にコミュニケーションを任せ、継続勤務の声かけを行っているそうです。

「シェアフルさん」ではなく「〇〇さん」と名前で呼ぶ

名前の呼び方もとても重要です。シェアフルで採用したワーカーを「シェアフルさん」と求人媒体名で呼ぶのか、「〇〇さん」と本人の名前で呼ぶのかでは、その後の人間関係が大きく変わります。

ワーカーは様々なバイト先で働いている人もいるので、バイト先の雰囲気も自然と比較対象になります。ワーカーへの接し方で他社との差をつけることができ、ワーカーの仲間内での評判も高まります。

「〇〇さん」と本人の名前で呼ぶ方が、ワーカーの所属間も生まれ、業務間でのコミュニケーションもやモチベーションの高さも変わってくるでしょう。

よくある質問

よくある質問

シェアフルでは初期費用・年会費などはかかりますか?

シェアフルは、初期費用・年会費はかかりません。成果報酬型を採用しており、ワーカーが就業して初めて紹介手数料が発生します。

シェアフルの紹介料はいくら?

シェアフルの紹介手数料は、日給(交通費含む)の30%です。また給与の立替払いを利用する場合は、振込手数料として税込220円/回がかかります。

【企業側】シェアフルに求人掲載する方法と手順!一連の流れを具体的に解説まとめ

この記事では、シェアフルの求人掲載から給与支払いまでの流れについて解説しました。

  1. 求人票の作成
  2. 就業者の採用
  3. 雇用手続き
  4. 就業
  5. 勤怠管理・給与計算
  6. 給与の支払い

上記の6つに分けて、それぞれの具体的な流れや利用できる機能、注意点などについてまとめました。

シェアフルでは、労務管理代行サービスと即払いサービスの2種類のサービスを提供しており、労務管理にかかる手間を大幅に削減できます。

別途利用料がかかるのが難点ではありますが、給与計算や給与支払い、勤怠管理などをシェアフルのシステム上で完結できるようになるので、利用するのがおすすめです。

また、シェアフルを利用する企業側のメリットや企業事例についても解説しました。シェアフルの利用でどのような効果を得られるのか、そして、他の企業がどのようにリピートワーカーを獲得しているのかの参考にしてください。

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