「インディードに掲載期間はあるの?」「求人票の更新や再掲載で効果アップを期待できる?」このような疑問を抱えていませんか。
この記事では、インディードでの求人の掲載期間・更新方法・掲載終了方法・再掲載の方法など、掲載に関わる内容を網羅的に解説しています。
もっとコスパ良く効果的にインディードを活用したいという人は、ぜひこの記事で知識を深めていきましょう。
インディードでの掲載方法やIndeed広告(スポンサー求人)の活用など、効果的な掲載のコツについて知りたい人は、以下の記事も併せてチェックしてください。
>>Indeed(インディード)の掲載(無料・有料)方法から効果のでる掲載のコツまで解説
無料掲載と有料掲載に掲載期間の違いはある?
無料掲載と有料掲載の掲載期間には、大きな違いがあります。そのため、どちらを利用するかを迷われている人は、その違いについてあらかじめ把握しておく必要があるでしょう。
そこで、無料掲載と有料掲載それぞれの掲載期間、掲載期間の確認方法について解説します。掲載期間の確認方法については操作画面付きで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Indeed(インディード)無料掲載の掲載期間
インディードでは、最低掲載期間や掲載期間の上限は特に決められていません。そのため、自社で求人のステータスを「休止中」または「募集終了」に変更しない限りは、掲載が継続されます。
また無料掲載の場合は、掲載料は一切不要なため無料で掲載し続けられるのが嬉しいところです。
Indeed(インディード)有料掲載の掲載期間
インディードの有料掲載は「スポンサー求人」と呼ばれる広告です。求職者に求人情報がクリックされて初めて費用が発生するクリック課金制で、予算と終了日(任意)を指定して掲載します。
有料掲載の掲載期間は、予算をすべて消費するまでの期間となります。
有料掲載が終了した求人情報は、自動的に無料掲載へと移行されます。そして無料掲載への移行後は90日ごとに更新日があり、継続して掲載するためには都度更新を行うことが必要です。
Indeed(インディード)求人情報の掲載期間の確認方法
インディードの求人情報の掲載期間は、ダッシュボードの「求人パフォーマンスレポート」より確認できます。
手順は以下の通りです。
1. Indeed(インディード)求人広告掲載の公式ページへログイン
最初にIndeedアカウントにログインします。
ページを開いたら、画面右上に表示される「ログイン」ボタンよりダッシュボードへログインしてください。
- Googleで続ける
- Appleで続ける
- LINEで続ける
- メールアドレス
4種類のログイン方法が表示されるので、アカウント登録を行った方法と同じ手段でログイン手続きを行います。
2. ダッシュボードを開く
画面上部に表示される「ダッシュボードを見る」ボタンより、ダッシュボードへ移動しましょう。
3. パフォーマンスレポートを開く
ダッシュボード下部に「パフォーマンスレポートを見る」の項目があるため、そちらからパフォーマンスレポートを開きます。
4. 「列を編集」をクリック
画面右下の「列を編集」をクリックし、編集メニューを表示させてください。
5. 「最終更新日」と「掲載日」にチェックを入れて完了をクリック
メニュー内に「最終更新日」と「掲載日」の項目があります。その2つにチェックを入れてから、「完了」をクリックしましょう。
それぞれの求人の最終更新日と掲載日が一覧表示されるので、その日付をもとに掲載期間をチェックすることが可能です。
掲載日の表記について
インディードの求人原稿からも、掲載期間を把握することが可能です。ただし、インディードの掲載日の表記には特徴があるので、あらかじめ理解しておきましょう。
掲載日の表記は、以下のとおりです。
求人ページへの表記 | 掲載開始から経過した時間・日数 |
---|---|
⃝分前 | 60分以内 |
⃝時間前 | 1時間〜23時間以内 |
⃝日前 | 1日〜29日以内 |
30+日前 | 31日〜4ヶ月以内(約120日以内) |
⃝ヶ月前 | 4ヶ月(約120日)以上 |
ちなみに、掲載日は以下の場所に表示されます。
無料掲載の期間に制限はないが掲載終了(停止)になる場合がある
前述したとおり、インディードの無料掲載には実質掲載期間は決められていません。しかし、更新されていない求人情報は自動的に掲載終了(停止)になる場合があるので注意してください。
意図せず掲載が停止されてしまわないよう、その原因をあらかじめ理解しておくと安心です。
その他にも有料掲載の期間と掲載停止のアラート機能についても解説します。理解を深めてインディードの求人掲載を上手に活用しましょう。
【要注意】90日間更新がないと掲載が停止。定期的に更新を行うこと。
インディードの無料掲載では、90日ごとの更新時期があります。90日間求人原稿が更新されていない場合、求人ページは自動的に「休止中」に変更されます。
注意点としては、一度「休止中」になった求人をそのまま無料で再掲載することはできないということ。更新を忘れてしまった場合、その求人票を使って有料掲載することは可能ですが、続けて無料で掲載したい場合は新たに求人票を作成し直す必要があります。
では、求人情報はどのように更新すればいいのでしょうか?更新方法については後ほど解説しますので、そちらも併せてチェックしてください。
インディード(Indeed)で有料掲載(スポンサー求人)を利用した場合はどうなる?
有料掲載の場合は、自社で設定した予算がすべて消費されると掲載終了となります。そのため予算管理をしっかり行っておけば、意図せず広告掲載が終了となることはないでしょう。
掲載を継続する場合は予算を追加し、有料掲載を終了する場合はそのまま予算の消化を待てばOK。前述したとおり、有料掲載が終了した求人は自動的に無料掲載へ移行されます。
掲載停止を通知するアラート機能はある?
無料掲載では、掲載停止を通知するアラート機能はありません。そのため、ダッシュボードから求人の掲載期間を定期的にチェックすることが大切です。
有料掲載の場合、予算上限が近づくとインディードから登録したメールアドレスへ通知が届きます。予算の管理の参考にするといいでしょう。
掲載期間中に求人票の変更はできる?
「一度掲載を開始した求人情報は変更できるの?」と疑問に思うかもしれません。掲載開始後に求人内容を更新したい時や、効果を改善するために修正したい時などに、求人情報を自由に修正できたら便利ですよね。
それでは、インディードの求人票は変更できるのでしょうか。「直接投稿」と「クローリング掲載」の2種類の方法で掲載した求人票について解説します。
直接投稿した求人情報は掲載内容をいつでも自由に変更可能
直接投稿した求人は、掲載開始後もダッシュボードからいつでも掲載内容を変更できます。求人タイトル・キャッチコピー・原稿内容など、実際のデータを見ながら修正していくことでアクセス数や応募数のアップにつなげられます。
ただし、編集する際にはインディードの掲載基準やルールを遵守することを心がけてください。編集した内容が掲載基準に反している場合、掲載が停止になってしまう恐れもあります。
クローリング掲載した求人情報も内容を変更できる
クローリング掲載の場合も、求人情報を変更することが可能です。直接投稿との違いは、インディード内で編集を行うのではなく、自社の求人ページを編集する必要があることです。
自社の求人ページの修正後は、インディードのクローラーが巡回し原稿内容を反映してくれます。ただし、クローラーの巡回から原稿の反映までにタイムラグがあるので注意してください。
少し時間を置いてから修正内容が反映されているかをチェックしましょう。もしなかなか反映されない場合は、インディードへクローリング依頼を行う必要があります。
Indeed(インディード)で求人票を更新するメリットと方法
求人票を更新することで、クリック数や応募数のアップが期待できます。また、古い求人は上位表示されにくくなるため、複製の機能を使用して再作成をおすすめします。
求人票を更新するメリットや更新方法・更新が反映されるまでの期間について解説しますので、参考にしてください。
Indeed(インディード)で求人票を更新するメリット
求人票を更新することで、求職者の目に留まりやすくなったり、クリック率・応募率がアップしたりすることが期待できます。その理由は、求人票を更新することで以下のメリットがあるからです。
- 「新着」マークが付き、視覚的な差別化を図れる
- 表示順位が上がる可能性がある
それでは、上記のメリットについて一つずつ解説します。
■「新着」マークが付き視覚的な差別化を図れる
求人票を更新してから1週間は、求人左上に赤文字(スマホアプリでは赤い背景)で「新着」マークが表示されます。フォーマットの同じ求人一覧の中で表示される「新着」マークは、求職者の目を引くことができる要素の一つです。
もちろんクリックされるかどうかは、求人タイトルやキャッチコピー・募集内容によります。しかし、他の求人と差別化できることで、求職者の目に留まりやすくなることは期待できるでしょう。
■表示順位が上がる可能性がある
インディードでは、求人掲載開始日から時間が経つにつれ上位表示されにくくなります。これに伴い、表示回数やクリック数が減少していき応募数も下がってしまいます。
一方で「新着」マークが付く1週間は上位表示されやすく、クリック率が高くなる傾向にあるのです。そのため、時間が経ちアクセス数とクリック数が下がった求人票を再起させる方法として、求人票を更新することはおすすめです。
Indeed(インディード)直接投稿での更新方法と反映されるまでの目安時間
インディードで直接投稿した求人票は、インディードのダッシュボードから更新を行うことが可能です。
更新には、求人票を再度作成し直す方法と掲載内容のみを編集する方法の2種類がありますが、後者の「掲載内容のみを編集する方法」は掲載日がリセットされないため注意してください。
求人票を更新した場合、「新着」マークが付与されるためクリック率の向上が期待できますが、「求人票を再度作成し直す方法」の場合は新着求人の扱いとなります。そのため、掲載開始から求人票が反映されるまで1~2時間程度かかります。これはインディードによる審査の時間が含まれるためです。
「求人票を再度作成し直す方法」は複製機能を使って、新たに求人票を作成し直して更新する方法となります。手順は以下のとおりです。
求人票を再度作成し直す方法
1. ダッシュボード内サイドメニューの「求人」をクリック
2. 更新したい求人のステータスを「休止中」または「募集終了」へ変更
3. 更新したい求人にチェックを入れ「複製」をクリック
職種名の左横にあるボックスにチェックを入れると、上部のメニューが選択できるようになります。その中の「複製」をクリックしましょう。
4. プレビューを確認し、問題がなければ「確認」をクリック
複製するとプレビュー画面が表示され、掲載内容を確認できます。内容に問題がなければ「確認」ボタンをクリックしてください。
以上で作業が完了です。
Indeed(インディード)クローリング掲載での更新方法と反映されるまでの目安時間
クローリング掲載の場合にて更新したい場合、自社サイトの求人ページを更新することで、Indeedに掲載されている求人票が更新されます。クローリングは1日1回以上となるため24時間以内には更新されますが、早い場合は1時間程度で反映されます。
また、自社ページを更新してIndeedに掲載している求人票を更新した場合、新着マークは付与されますが、掲載日はリセットされません。
掲載日を更新したい場合は、自社サイトの求人ページを削除して新しいURLに載せ替える(URL再発行)必要があります。インディード直接投稿の場合と比較すると、自社サイトのURL再発行の手間が生じ、URLが変更となるためページアクセス解析などしている場合は支障が出てしまいます。
クローリングは1日1回以上となるため、複製後は24時間しないうちに新着求人として掲載が開始されますが、掲載日リセットを狙った更新(複製)については、自社サイトのURL再発行が必要となるため、クローリング掲載の場合はハードルが高くなります。
掲載中の求人票を終了させることはできる?
インディードでは、掲載中の求人を自社のタイミングで終了させることができます。しかも無料掲載(直接投稿・クローリング掲載)だけでなく、スポンサー求人も任意のタイミングで中止できます。
直接投稿・クローリング掲載・有料スポンサー求人それぞれの掲載終了方法を解説します。
直接投稿した求人票の掲載終了方法
直接投稿した求人票の掲載は、ダッシュボードから終了させることができます。方法は、終了させたい求人票のステータスを「休止中」または「募集終了」に変更するだけです。
以下の手順で行いましょう。
直接投稿した求人の掲載を終了させる方法
1. ダッシュボード内の「求人」をクリック
ダッシュボードのサイドメニューから「求人」をクリックしてください。
2. ステータスを「休止中」または「募集終了」に変更
掲載を終了したい求人のステータスを「休止中」または「募集終了」に変更すれば、掲載を終了できます。
クローリング掲載した求人票の掲載終了方法
クローリング掲載した求人票の終了も、インディードのダッシュボードから行います。方法は、掲載を終了させたい求人のステータスを「休止中」または「募集終了」に変更するだけです。
スポンサー求人の掲載終了方法
スポンサー求人もインディードのダッシュボードより、掲載を終了させることができます。終了させたい場合は、直接投稿と同様に、終了させたい求人のステータスを「休止中」または「募集終了」へ変更するだけです。
掲載していた求人票を再掲載できる?
掲載していた求人票を再掲載することは可能です。しかし、状況によっては掲載できない場合や、再度作成し直した方が効果的な場合があります。
そこで、求人票の再掲載について、直接投稿・クローリング掲載の2種類に分けて解説します。「終了していた求人票を再開したい」と考えている人は、再掲載を行う前にぜひチェックしてください。
直接投稿した求人票の再掲載の可否と注意点
直接投稿した求人票の場合、掲載開始日から90日以内のものなら無料掲載にて再掲載することが可能です。ただし、90日以上経過している場合は無料掲載を行うことができず、有料掲載のみ可能です。
掲載開始日から90日以上経過した求人は再度作り直す必要があります。更新期日(掲載開始から90日以内)までに求人内容を更新しない限り、同じ求人票の無料掲載は継続できません。
また、直接投稿した求人を再掲載する際に注意すべき点があります。それは、掲載開始日から時間が経つにつれて上位表示されにくくなることです。
そのため古い求人の場合は、再掲載できる場合でも複製機能を活用し再作成してから掲載することをおすすめします。
「原稿内容を更新した場合は、掲載日はリセットされないの?」と疑問に思うかもしれませんが、掲載日はリセットされません。そのため更新から一週間は「新着」マークが付くので上位表示されてクリック率は高くなりますが、その後の掲載順位は上がりにくい状況となるので注意してください。
クローリング掲載した求人票の再掲載の可否と注意点
クローリング掲載の場合も、再掲載が可能です。ただし直接投稿の求人票と同様に、掲載開始日から90日以上を経過したものは、無料掲載を再開することはできません。
また、求人ページを更新しただけでは掲載日はリセットされないので、注意が必要です。ページを更新すれば無料掲載を続けることは可能ですが、古い掲載日の求人票が上位表示されにくくなる仕組みは、クローリング掲載にも当てはまります。
掲載開始日から時間が経っている場合は、検索上位には表示されにくい状態です。
インディードでの掲載開始日から時間が経っている場合は、インディード上の求人ページを削除し、新たなURLで再度クローリングを依頼することをおすすめします。
無料掲載が意図的に終了になるケースと対策方法
インディードの無料掲載は、前述のとおり掲載期限は設けられていません。そのため、自社で掲載終了操作を行わない限り、掲載を継続することが可能です(90日ごとに更新は必要)。
ただし、中には無料掲載がインディード側から意図的に終了させられてしまうケースがあります。ここではそれに該当するケースを、3つ紹介します。不本意なペナルティを受けることのないよう、注意しておきましょう。
掲載できない内容が含まれている
1つ目は、掲載内容に問題がある場合です。インディードには掲載に関する基準やルールが厳しく定められています。
そして、各求人情報が掲載基準を満たしているのか、掲載開始時だけでなく掲載開始後も定期的に審査しています。その審査の中で、掲載基準に満たないと判断された場合は、強制的に掲載が停止させられてしまうので要注意です。
また掲載内容を変更する場合にも注意してください。掲載開始時は掲載基準を満たしていても、変更後の内容が掲載基準を満たしていなければ停止させられてしまう恐れがあります。
最低賃金を割っている
インディードで掲載される求人票は、合法的なものに限られます。そのため、最低賃金を割っている求人票は、合法ではないと判断され強制的に停止させられます。
特に、深夜の割増賃金や研修・試用期間中の給料など、基本給以外の部分を見落としてしまうケースがあるので要注意。求人票を掲載する際は、細部まで注意して募集内容を記載するようにしましょう。
掲載開始から時間が経っている
前述したとおり、掲載開始日から90日以上経過しているにも関わらず更新のない求人情報は、自動的にステータスが「休止中」に変更されます。
掲載を継続するためには再度求人情報を作成し直すか、もしくは求人情報を更新する必要があります。
Indeed(インディード)の掲載期間・掲載終了・再掲載、「30+日前」表記などの掲載まとめ
この記事では、インディードの掲載期間や求人票の更新方法・掲載終了の方法・再掲載の方法などについて解説しました。
インディードには、基本的に掲載期限はありません。ただし、無料掲載の場合は90日ごとに更新期日があるので注意が必要です。
90日以上無料掲載を行いたい場合は、求人票を再作成するか、内容を更新する必要があります。ただし、古くなった求人は上位表示されにくくなりますので、まだまだたくさんの人に求人を見てもらいたい場合は、新しく作り直すことも一つの手法です。
以上のことに気を付けて、Indeed掲載を活用していきましょう。