【クリック率・応募率UP】Indeed（インディード）のキャッチコピーや求人票、企業ページの書き方

「求人キャッチコピーはどのように書けばいいの？」「求人票のクリック率を上げたい…」このような悩みを抱えていませんか。インディードに掲載を決めたのであれば、効果を発揮する求人票にしたいところです。

この記事では求人キャッチコピーを書くときに押さえるべきポイントから、求人票・企業ページを書くポイントまで解説しています。

求人票のクリック率・応募率を高めたいという方は、この記事で求人キャッチコピー・求人票・企業ページそれぞれの重要ポイントを把握しておきましょう。

Indeed（インディード）の応募率を上げるための考え方

膨大な求人票が掲載されているインディードの求人一覧。その中で応募を獲得することは、決して簡単なことではありません。

「掲載したけどアクセスさえ集まらない」「求人票は見られるけど応募してもらえない」など、このような悩みを抱えている採用担当者は多いのではないでしょうか。

そこでインディードの応募率を上げるための考え方を、以下の4段階に分解して解説します。

応募を獲得するまでの大まかな流れを掴んでいきましょう。

①求人一覧で他社と差別化を図って自社求人票へのアクセスを獲得する

応募を獲得するためには、数多く掲載されている求人一覧の中から求職者の目に留まるように工夫することが大切です。そのために重要な要素となるのが、「求人タイトル（職種名）」「キャッチコピー」「タグ」の3項目です。

これらの3項目は、求人票を開く前に求人一覧から直接確認できます。そのため求職者の注目を集めやすく、アクセス獲得に影響を与えるのです。

ただし「キャッチコピー」はPC画面では表示されないので、覚えておきましょう。

②求人票の内容から求職者に興味をもってもらう

求人票へのアクセスを獲得できたら、次に重要なのが求人票の内容です。ここで注意しておきたいのが、魅力的な内容を記載することだけが重要ではないということ。求職者にしっかり読んでもらうための工夫も大切です。

そのための方法が、箇条書きで簡潔に記載することです。以下の2つの求人票を見比べてみてください。一つは箇条書きで簡潔に記載された求人票で、もう一つは文章のみである程度詳しく記載された求人票です。

おそらくストレスなく読めるのは、前者の箇条書きで記載された求人票ではないでしょうか。このように、求人票に興味を持ってもらうためには読まれる工夫が重要となるのです。

③企業ページを充実させて安心できる企業だと感じてもらう

インディードで掲載されている求人票の中には、今まで一度も聞いたことのないような企業の情報を目にすることも珍しくありません。

そのため求職者の中には、信頼できる会社なのかをチェックする人もいます。そこで注目されるのが「企業ページ」です。

企業ページは名前のとおり、企業情報をまとめたページのこと。このページはインディードのダッシュボードから、自社で自由に作成・編集を行えます。

企業ページによって求職者の信頼を獲得できれば、応募率アップが期待できるでしょう。しかも、現状では企業ページを充実させている企業はそれほど多く見受けられません。

つまり、企業ページを充実させることで他社との差別化を図れるということです。

④応募の獲得

①〜③の流れの中で求職者が自社に興味を持った場合、応募の獲得へとつながります。もし応募率を高めたい場合は、「Indeedカンタン応募」を利用するのがおすすめです。

この機能を利用すると、求職者は履歴書不要で応募が可能となります。応募のハードルが一気に下がるため、応募率アップが期待できます。

Indeed（インディード）の求人キャッチコピーの役割とは

求人キャッチコピーは、求職者のアクセスを獲得するためにとても重要な項目です。前述したとおり、求人一覧から直接確認できるため求職者の注目を集めやすくなります。

また、求人キャッチコピーは、クリック率UPのためだけでなく、あえて資格が必要である旨や勤務時間について記載をすることで、関係の無い人からのクリックを減らすためにも有効です。会社の良さを伝えて原稿を見てもらうためにも、求人キャッチコピーを活用しましょう。

ここでは求人キャッチコピーの役割、掲載される場所や媒体などについて深掘りしていきます。

Indeed（インディード）におけるキャッチコピーの役割とは？

求人キャッチコピーの役割は、主に以下の3つが挙げられます。

求人キャッチコピーは、短い文章で自社求人の魅力を伝えるのに適した項目です。1〜2行の短い文章で伝えられるため、求職者としてはストレスなく読めて理解もしやすいでしょう。

またデザイン面で、他社と視覚的な差別化を図れるのもポイント。求人キャッチコピーは、電球アイコンとグレー背景の装飾が施されたセクションに表示されます。求人一覧を流し読みする場合でも目に留まりやすいので、求職者に読んでもらえる確率が高いです。

企業の中には、求人内容の魅力ではなく自社の魅力を記載しているケースも見受けられます。「どのような企業なのか」「どの規模の仕事に携われるのか」などを求職者に伝えることも可能。認知度の低い企業にとっては、戦略的に活用することで自社の認知度アップにもつなげられます。

Indeed（インディード）で求人キャッチコピーが掲載される場所・媒体

求人キャッチコピーは、求人タイトルの直下に表示されます。実際にキャッチコピーを掲載している求人票と、掲載していない求人票を見比べてみてください。

求人キャッチコピーを掲載している求人票は見た目が良いだけでなく、採用への積極性も感じられますね。一方でキャッチコピーがないと、どこかそっけない印象を受けます。

求人キャッチコピーが表示されるのは、インディードのスマホ版ウェブページもしくはスマホアプリのみです。PC版のウェブページでは表示されないので覚えておきましょう。

 【クリック率UP】求人キャッチコピーの活用例

続いて求人キャッチコピーの活用について、書き方やNG例などについて解説します。

求人キャッチコピー以外でクリック率を高められる要素についても紹介していますので、求人票のクリック率や応募率を高めたいという方も要チェックです。

クリック率が上がる！求人キャッチコピーを書くときに抑えておくべきポイント

求人キャッチコピーを書く際には、以下のポイントを抑えておくといいでしょう。

実際にキャッチコピーを掲載している事例を見てみると、短文で区切り、リズム感のある文章を書いているケースがよく見受けられます。

「〇〇なお仕事！」「◎在宅週1回OK」など、体言止めや記号などがうまく活用され読みやすいように工夫されているのが印象的です。

また、「リモート」「オープニングスタッフ」などの人気キーワードや、「残り〇名の募集！」など限定的な表現も見られます。

注意点としては、難しい言葉や専門用語・ユニークすぎる言葉を使用しないことです。求職者は自分の知らない言葉が入っていると、一気に読む気をなくしてしまいます。また、自社の伝えたい内容をうまく伝えられない恐れもあるため注意してください。

掲載ポリシーに接触するNGワードとNG例

求人キャッチコピーを記載する際は、掲載ポリシーに違反しないことも大切です。特に注意しておきたいのが、差別的な発言です。

インディードの掲載基準の中には、以下の内容が設けられています。

求職者の評価は、職務を正常に遂行する能力とは無関係の要因ではなく、スキルと経験に基づいて行われる必要があります。

引用元：求人掲載基準｜Indeedサポート

以下に書いてしまいがちなNGワード例をいくつかご紹介しますので、参考にしてください。

NGワード	OKワード
主婦	主婦・主夫
カメラマン	フォトグラファー
日本人限定	※国籍の指定はNG
シニア大歓迎	シニアの方活躍中
高時給	※差別的発言ではないが、ポリシーに引っかかる恐れあり

性別や年齢・国籍などを特定することにより求職者が不快に思う可能性がある表現は、控えるようにしましょう。

また、「高時給」のようなワードはポリシーに引っ掛かり、表示回数が落ちたり最悪の場合、非掲載になったりするケースもありますので、注意してください。

キャッチコピー以外でクリック率を上げるために大切な要素

キャッチコピー以外にクリック率を上げる要素としては、求人タイトルとタグです。それぞれのポイントを以下の表にまとめましたので、参考にしてみてください。

項目	ポイント
求人タイトル	求人内容が簡潔に伝わるように書く  職種名に関係ないことは書かない
タグ	求める人材に響くタグを選択する 　※タグは3つまで選択可

クローリング掲載を行う場合は、タグを選択することができません。そのため、求人原稿内にタグに該当する文字を含める必要があるので注意してください。

自社でコントロールすることはできませんが、これらの文字が含まれていると自動でタグ表示してくれる可能性があります。

 【応募率UP】求人票の書き方を重要な項目に絞って解説

求人票には「事業内容」「仕事内容」「アピールポイント」など、色々な要素があります。求人票を初めて作成する方は、「何を記載すればいいのか」「どのように記載すればいいのか」悩まれるでしょう。

そこで、数ある求人票の項目の中から重要なものに絞って書き方を解説します。どの項目が重要なのかも参考にしていただきながら、書き方をチェックしてください。

【求人票の重要項目①】仕事内容

一つ目は「仕事内容」です。仕事内容を記載するときは、わかりやすく簡単に書くことを心がけましょう。

抑えるポイントとしては、以下の2つです。

例えば、次のように記載すると見やすい求人票になります。

＜仕事内容＞
●●店舗内のお惣菜コーナーにて、商品の品出しや陳列、パック詰め、簡単な揚げ物調理などを担当します。

＜具体的なお仕事内容＞
＊惣菜、ご飯ものなどの製造加工・品出し
＊焼き物やお弁当の調理
＊お肉を使った揚げ物（コロッケ、メンチカツなど）の調理
＊パック詰めや値段シール付け、品出し・陳列

＜ある日の1日の流れ＞
〇時〇分　出社
〇時〇分　仕事の流れ確認
〇時〇分　お惣菜の製造
〇時〇分　品出し・陳列
〇時〇分　値段シール貼り付け
〇時〇分　退勤

このような書き方なら、長文がないためストレスなく読めますよね。特に現在では、スマホから閲覧する人がとても多いので、文章が長くなりすぎないように気をつけたいところです。

【求人票の重要項目②】アピールポイント

続いては「アピールポイント」です。アピールポイントを書くときも仕事内容と同じく、短い文章と箇条書きを活用するようにしましょう。

例えば次のような書き方をすると、求職者が比較的ストレスなく読むことができます。

＊研修制度がしっかりしていて未経験でも大丈夫！
＊交通費支給あり
＊お買い物特典あり
＊料理がうまくなる！

＜●●の方が多く活躍をしています！＞
勤務時間が⃝時〜◯時までなので、無理なく続けられます。
ネイル、髪色、服装自由なのでおしゃれを楽しみながらお仕事ができます！

「！」や「＜＞」などの記号を活用するのもおすすめです。文章にリズムや親しみやすさが生まれるため、求職者にとって読みやすい文章になります。

【応募率UP】企業ページで安心・信頼感を上げる

インディードでは、企業ページを充実させることも応募率アップにつながる重要な要素です。特に認知度の高くない企業の場合、その影響は大きくなるでしょう。

企業ページではテキストだけでなく、画像や動画を使って企業概要や魅力などを伝えられます。自社で採用サイトを持っていない企業にとっては、採用ページの代わりとしても活用できます。

インディードの企業ページとは？

インディードの企業ページは、自社の魅力を求職者にアピールできるページです。求人票では伝えきれない情報を補えるメリットがあります。

そんな企業ページでは、以下の項目を活用することが可能です。

求人票に興味を持ったユーザーが企業情報を調べるために、企業ページをクリックするケースがあります。

情報を充実させることで自社の魅力を求職者に伝えられる上、より働く姿をイメージを付けることが可能です。それによって信頼感を与えることにもつながります。

応募率を上げるために！企業ページで重視したい項目

ここでは企業ページで充実させておきたい以下の2項目について解説します。

どちらも求人票では伝えられない、自社のリアルな情報や雰囲気を伝えられます。

現状では写真やクチコミが充実している企業はあまり見受けられないため、他社との差別化を図る上でもとても効果的でしょう。

■【企業ページで重視したい項目①】写真

職場や企業イベントなどの写真をアップロードできる項目です。オフィス内の様子や働いている人の姿を紹介することで、求職者に安心感を与えることが可能です。

また働く様子をイメージさせることは応募率を上げるためだけでなく、自社にミスマッチな人材からの応募を防止することにも役立ちます。

そのため、投稿する写真は最新のリアルなものをアップするようにしましょう。

■【企業ページで重視したい項目②】クチコミ

現在働いている社員や以前働いていた社員が、クチコミを投稿できる項目です。社員への協力を仰ぐことが必要になりますが、クチコミを充実させることで応募数のアップを期待できます。

現在では、応募前に企業のクチコミをチェックする人は珍しくありません。なぜならクチコミでは、求人票に載っていないリアルな情報を手に入れられるからです。

投稿は匿名で行えるので、その旨を伝えて従業員や過去に働いていた人に依頼するといいでしょう。

自社運用での最適化が難しい場合は運用代理店に任せる

「求人票運営のノウハウがない」「効率的に求人票の運用を行いたい」そんな場合は、運用代理店への委託を検討することもおすすめです。運用代理店へ委託すれば、アカウントの作成から掲載、運用、報告まですべて任せることができ、手厚くサポートしてくれます。

とはいえ、少なからず依頼する手間やコストが発生するのも事実です。もし委託するなら納得した上で行いたいと考えるでしょう。

ここでは、求人票の作成から運用までをすべて自社で行うべきか、代理店運用への委託を選択するべきか、その基準を解説します。

運用代理店へ依頼しようか迷っている方は、理解を深めておきましょう。

Indeed（インディード）求人掲載において自社運用or代理店運用を判断するチェックポイント

自社で求人票作成から運用まで行うべきか、求人票を作成するところからすべて運用代理店に任せるべきかで迷っている方は、以下のポイントをチェックしてください。

当然ながら求人票の作成には時間と手間がかかります。さらに、応募数を上げるために実際のデータを分析し、求人タイトルやキャッチコピーなどを改善することも必要です。

そのため社内リソースが足りていない場合は、十分な検証と改善を行うことが難しくなり、効果的な運用は難しくなります。

また、求人票や企業ページを作成する上では、文章を書く作業が発生します。そして文章の内容は求職者へのアピールや、インディードの検索エンジンからの評価に直接的な影響を与えます。

そのため、社内に文章を書くのが得意な人がいるかどうかは重要です。もしいない場合は、運用代理店への依頼を検討しましょう。

Indeed（インディード）求人掲載を自社運用で行う場合のメリット・デメリット

求人掲載を自社運用で行う場合のメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリットとしてはコストがかからないことと、修正対応を自社で柔軟に行えることが挙げられます。

求人票は一度作成して終わりではなく、運用データをもとに都度改善する必要があります。自社で運用している場合、改善が必要な箇所の修正から公開までを自社のタイミングで行えるため、スムーズに反映させることが可能です。

一方で自社ですべて担当しなければならないため、社内リソースが圧迫されることが懸念されます。前述したとおり、求人票は運用データをもとにPDCAを回しながら効果を高めていくものです。

そのため、社内リソースが足りない場合はPDCAを十分に回せず、高い効果を得られない可能性が高まります。

もし採用を急いでおらず、コストをかけずに運用したいと考えているなら、自社運用を検討するといいでしょう。

メリット	デメリット
コストがかからない   柔軟な対応が可能   自社にノウハウを蓄積できる	運用の時間と手間がかかる   社内リソースがない場合、十分な効果を得られない可能性がある

Indeed（インディード）求人掲載を運用代理店へ依頼する場合のメリット・デメリット

求人掲載を一から運用代理店へ依頼する場合のメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリットとして挙げられるのは、時間と手間を削減しながら高い効果を期待できることです。自社に求人票や企業ページを作成する専門的な知識やノウハウがない場合でも、こちらの要望を踏まえた上で効果の高いページを作成できます。

一方でデメリットとしては、余分なコストが発生することです。また修正が必要なときには運用代理店とのやりとりが発生するため、その分タイムラグが発生してしまいます。

とはいえ、運用代理店へ依頼する方が、効果を得られるまでの時間は圧倒的に早くなります。

短いスパンで効果的な採用活動を行いたいと考えるなら、運用代理店への依頼を検討するといいでしょう。

メリット	デメリット
求人票や企業ページの作成をプロに任せられる   初めから効果の高い運用が期待できる	プラスでコストがかかる   修正が必要な場合に若干のタイムラグが生じる   ノウハウが蓄積しない

上記のメリット・デメリットを確認した上で運用代理店への依頼を検討する場合は、以下の記事も併せてチェックしてみてください。

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Indeed（インディード）のキャッチコピーや求人票、企業ページの書き方まとめ

この記事では求人キャッチコピーの役割や書き方、企業ページの重要な項目などについて解説しました。

求人キャッチコピーは、求人一覧の中で求職者の目を引く大切な項目です。そして短い文章で企業や求人の魅力を伝えられるため、クリック率や応募率アップを期待できます。

求人キャッチコピーを書く際には、以下のポイントを抑えておいてください。

求人票の効果が思うように伸びず悩んでいる方は、ぜひ求人キャッチコピーを活用してみましょう。