Indeedの掲載(無料・有料)方法から効果のでる掲載のコツまで解説

indeed 求人掲載

「Indeed(インディード)の掲載ってどうすればいいの?」「効果を出すためのコツがあれば知りたい」このような悩みを抱えていませんか。

Indeedには、無料掲載有料掲載の2種類の掲載方法があります。無料掲載と有料掲載で使える機能にはどんな違いがあるのか、その違いやそれぞれの掲載方法についても紹介しています。

これからIndeedの利用を検討している方は、この記事でIndeed掲載のやり方やコツ・注意点などについて理解していきましょう。

目次

Indeedに掲載するメリットはあるの?

インディードに掲載するメリットはある?

Indeed(インディード)へ掲載するメリットは、求人情報を探している多くのユーザーへ自社の求人情報をアピールできることです。求人に特化した検索エンジンであるIndeedの訪問者数は、全世界で2.5億ユーザー(2020年2月)、日本だけでも月間4,080万アクセス(2022年4月)を誇ります。(参照元:Indeed公式

つまり、Indeedへ掲載することで、求人情報を探しているユーザーを一から獲得する手間を大幅に削減することが可能です。

さらに、現在では求人情報をGoogleで検索すると、Indeedの求人一覧ページが検索上位に表示されるケースをよく見かけます。例えば「グラフィックデザイナー 副業」と検索してみてください。

Indeedの求人一覧ページが、検索上位に表示されています。

Google検索結果 インディード

このように、Indeedへ掲載することでGoogle検索からユーザーを獲得できる可能性が高まります。

ただし当然ながら、メリットばかりではありません。求職者からのアクセスを獲得するためには、Indeedの検索結果で上位表示させるための施策を行う必要があるからです。

現にIndeedではすでに多くの求人情報が掲載されており、その中から検索上位を獲得することは簡単ではありません。そのためのノウハウを学び実行する手間や労力がかかることがデメリットとして挙げられるでしょう。

Indeedの掲載方法(種類)とは?

Indeed(インディード)の求人掲載は大きく分けて、無料掲載と有料掲載の2種類あります。無料掲載は、名前の通り完全無料で掲載することが可能です。

一方で有料掲載は、スポンサー求人と呼ばれる有料広告のこと。広告費用を支払い運用することで、求人情報を求職者に対して確実かつ効率的に露出させることができるようになります。

さらに具体的には、3つの方法に分けることができます。

  1. 直接投稿(無料)
  2. クローリング(無料)
  3. スポンサー求人(有料)

各内容について解説していきましょう。

直接投稿(無料)

直接投稿とは、Indeed(インディード)でアカウントを開設し、直接求人情報を掲載する方法です。自社で採用ページを持つ必要がなく、Indeed内で求人情報の投稿・編集が行えます。

また、「社員登用あり」「週2・3日からOK」などのタグ機能やIndeedカンタン応募など、Indeed独自の機能を利用することも可能です。

直接投稿で掲載を行う場合は、順番に表示されるボックスに必要事項を入れていくだけ。とても手軽に求人情報ページが作成できるのも魅力の一つです。

ただし直接投稿したからといって、確実に検索結果に表示されるようになるわけではないため注意してください。数ある求人の中から検索上位を獲得するためには、別途施策を行う必要があります。

クローリング(無料)

無料で掲載できる方法の一つにクローリングを活用する方法があります。これは、自社ですでに採用ページを持っている場合にとても効果的な方法です。

とはいっても、クローリングという言葉がピンとこないかもしれませんね。

実はIndeed(インディード)は求人情報に特化した「検索エンジン」であり、GoogleやYahoo!と同じ媒体に含まれます。ただしIndeedの場合は、求人情報に特化しているため求人に関係ない情報は表示されません。

仕組みとしては、Indeedの「クローラー」と呼ばれるロボットがウェブ上のあらゆるサイトを巡回(クローリング)して情報を集め、Indeedのデータベースに情報を蓄積します。その蓄積した情報の中から、Indeed内で検索したユーザーに最適な情報を検索結果として表示させる仕組みです。

インディードクローリング無料掲載の仕組み

つまり、Indeedのクローラーに自社の求人情報ページを巡回させることで、Indeedに無料で掲載させることが可能となります。

ただしクローリング掲載のためには条件があり、自社の採用ページがその条件を満たしている必要があるので要注意。

クローリング掲載の条件
  • 実在する求人情報である
  • 自社サイト内に求人情報ページがある
  • HTML形式で作られている
  • 求人情報に応募ボタンなどの導線がある
  • 仕事内容、勤務地、条件等がしっかり記載されている
  • 1職種、1勤務地、1URLでページが分かれている
  • 「ユーザー登録」などの会員登録をしなくても仕事の詳細閲覧や応募が可能
  • 求職者が無料で応募できる

参照元:無料掲載の仕組み|インディード公式)

上記の条件を満たしクローリングされると、Indeedへ自動的に掲載されるようになります。この場合は、特にIndeedへの登録手続きなどは必要ありません。

ただし、上記の条件を満たしたからといって確実にクローリングされるわけではありませんので、注意してください。

スポンサー求人(有料)

インディードスポンサー求人(有料)

スポンサー求人は、Indeed(インディード)の有料広告を指します。クリック課金制の広告で、広告費を支払うことでIndeedの検索結果へ表示させることができます。

無料掲載との大きな違いは、以下のことが挙げられるでしょう。

無料掲載との大きな違い
  • 求人情報の表示回数を増やせる
  • 検索結果で上位表示させやすくなる
  • パフォーマンスレポートや自動入札ツールなど限定機能を利用可能

自社で予算と掲載期間を設定し、進捗・効果を分析しながら運用を進めることができます。

費用がかかることに大きな負担を感じるかもしれませんが、スポンサー求人ではユーザーが広告をクリックした分の費用しか発生しません。固定掲載料や成果報酬などは一切ないため、最低限の広告費用で運用することが可能です。

Indeedの無料掲載のやり方・使える機能などについて

Indeedで求人掲載をしたいけど、「まずは無料掲載で様子見をしたい」「できる限りコストはかけずに行いたい」と考えている方も多いでしょう。

Indeedには無料掲載と有料掲載の2種類がありますが、無料掲載でも求職者へ自社の求人をアピールできます。また、求人活動に便利な独自ツールも無料で利用可能です。

ここでは、無料掲載について以下の内容を解説します。

  • 掲載のやり方、手順
  • 無料掲載で使える機能、できること
  • 無料掲載のメリット、デメリット
  • 採用単価の料金シミュレーション(自社運用の場合)

無料掲載で運用を行いたいと考えている方は、チェックしてみてください。

掲載のやり方・手順

インディード無料掲載のやり方・手順

Indeed(インディード)へ無料掲載をする場合は、以下の手順で行います。

Indeed無料掲載の手順
  1. Indeedでアカウント開設
  2. 求人票を作成
  3. 求人票の審査(最大72時間)
  4. 求人票の掲載開始

アカウント開設も求人票作成もとても簡単で、表示される指示に従って入力ボックスを埋めていくだけでOK。記入例が表示されるため、初めての方でもスムーズに作成を進められるでしょう。

また、求人情報はいつでも停止・削除・編集が可能。一度作成してから後で修正を加えることも簡単です。

無料掲載で使える機能・できること

インディードの無料掲載の機能

Indeed(インディード)の無料掲載では、以下の機能を使えます。

  • 企業ページ
  • Web面接
  • 候補者一括管理
  • 採用市場レポート

候補者の管理から面接までを、Indeed内で完結することができます。それでは、各機能について簡単に解説しますので、それぞれどのような機能なのかを把握していきましょう。

■企業ページ

Indeed内に自社の企業ページを無料で作成できる機能です。企業の概要や魅力などについて、テキストや写真を通して発信できます。自社の採用ページを持っていない企業は、その代わりとして活用できるでしょう。

■Web面接

Web面接機能では、ZoomやSkypeといったオンライン通話ツールをインストールする必要なく、オンライン面接を行うことが可能です。面接の予約を受け付けたり面接者を一覧で確認したりでき、応募者の管理から実施までをこの機能で完結させられます。

■候補者一括管理

自社の求人への応募者を一覧で管理したり、メッセージを送信したりすることが可能です。選考中・採用の見込みあり・審査待ち・書類審査済・連絡済・不採用・採用決定など、応募者を選考段階別にチェックできるため管理を容易に行えます。

■採用市場レポート

採用市場レポートでは、気になる職種の採用市場データを閲覧することが可能です。使い方は簡単で、国・職種名(職種カテゴリー)・都道府県を入力するだけ。このレポートでは、特定の期間における以下の指標をチェックできます。

採用市場レポートでチェックできる指標
  • 市場トレンド
  • 採用難易度スコア
  • クリックされた求人数
  • 求職者数
  • 求人あたりの求職者数
  • 求職者のデバイス
  • 平均給与
  • 採用企業数
  • クリック数上位の人気検索キーワード

検索されるキーワードの傾向もチェックできるため、求人票を作成する際の参考データとして役立てられるでしょう。

無料掲載のメリット・デメリット

インディード有料掲載のメリット・デメリット

Indeed(インディード)への無料掲載のメリットとデメリットは、以下のことが挙げられます。

メリットデメリット
多くの求職者へアピールできる
費用がかからない
投稿、編集を手軽に行える
自社の採用ページとして活用可能
掲載期間が決まっていない
自社の採用ページを見つけてもらえない可能性がある
求人票を作成する手間がかかる
時間が経てば経つほど、検索結果に表示されにくくなる

無料掲載の一番のメリットは、掲載費用がかからないことでしょう。固定掲載料も成果報酬も一切不要なため、掲載するだけならコストをかけずに行えます。

一方で、検索結果への表示の不確実性が大きなデメリットとして挙げられます。特に、無料掲載は掲載順で表示されるので、時間が経つにつれて検索結果へ表示される確率は下がっていきます。長期的に求人情報を掲載したい場合、無料掲載は情報が埋もれてしまう可能性があるので不利だと言えます。

採用単価の料金シミュレーション(自社運用の場合)

インディード有料掲載採用単価シミュレーション

無料掲載においては、掲載料が一切不要なため採用単価は自社で発生した人件費のみとなります。他の求人サイトでは固定掲載料がかかるケースもありますが、Indeedはそのような費用がかからないのが嬉しいところですね。

費用をできる限り抑えて採用活動を行いたい場合に、無料掲載はおすすめです。

Indeedの有料掲載のやり方・使える機能などについて

無料掲載ではなかなか成果につながらず、有料掲載を考えている方もいるでしょう。有料掲載では、オプションツールを利用できるようになり、より効果的に応募者を集めることが可能となります。

ここでは、有料掲載について以下のことを解説します。

  • 掲載のやり方・手順
  • 有料掲載で使える機能
  • 有料掲載のメリット・デメリット
  • 採用単価の料金シミュレーション(自社運用の場合)

有料掲載(スポンサー求人)は広告費用が発生するため、ハードルが高くなかなか一歩を踏み出せずにいるかもしれません。まずは有料掲載について理解を深めていきましょう。

掲載のやり方・手順

インディード有料掲載のやり方・手順

有料掲載を行うためには、まずは求人票の作成が必要です。求人票を作成し終えると、「求人を有料掲載する」項目が表示されるため、そちらをクリックして必要事項を決めていきます。

有料掲載の設定は、以下の流れで行います。

有料掲載の手順
  1. 該当する求人票の「有料掲載で応募者を増やす」を選択
  2. 求人予算(平均日額 or 月額)を入力
  3. 終了日を設定(任意)
  4. 請求先情報とクレジットカード情報を入力して送信

表示される順番に必要事項を入力していくだけなので、特に難しい項目もなく進められるでしょう。また入力項目も多くないため、早ければ5〜10分ほどで手続きを完了させられます。

有料掲載で使える機能

インディード有料掲載で使える機能

有料掲載を開始すると、無料掲載で利用できる機能に加えて、さらに多くの機能が利用できるようになります。

有料掲載で使える機能
  • パフォーマンスレポート
  • 自動入札ツール
  • 注目の企業

上記のツールは、有料掲載の効果をより高めるために重宝する機能です。各機能の内容を理解しておきましょう。

■パフォーマンスレポート

パフォーマンスレポートは、スポンサー求人広告の効果を分析できるツールです。求人情報ごとのクリック数・表示回数・クリック率・応募あたりの費用などの数値を確認できます。

■自動入札ツール

自動入札ツールは、スポンサー求人の予算を自動的に管理してくれる機能です。この機能では、Indeed(インディード)の独自データと技術を駆使して入札額を自動で調整してくれます。

また、ただ入札額を調整してくれるだけでなく、関連性の高い検索結果を表示してくれるのも魅力。求職者に対して求人情報を効率よく露出できるようになるので、特に初めてスポンサー求人を利用する方は重宝するでしょう。

■注目の企業

検索結果に表示される自社の求人情報に、企業ロゴが一緒に表示される機能です。これにより、他の求人情報との視覚的な差別化を図ることができ、クリック率アップが期待できます。

実際にインディードの調べでは、モバイルデバイスの場合、求人検索結果に企業ロゴが表示されると、[応募する]ボタンのクリック率が50%高くなったというデータがあります。(参照元:「注目の企業」|Indeed公式)

有料掲載のメリット・デメリット

インディード有料掲載のメリット・デメリット

有料掲載のメリットとデメリットは、以下のことが挙げられます。

メリットデメリット
求人検索結果で上位に表示させることができる
求人検索結果で長く上位に表示させることができる
クリック数アップが期待できる
クリック課金制のため、広告費用が最小限に抑えられる
広告費の予算変更や掲載中止などの設定をいつでも行える
予算オーバーする心配がない
 広告費用が発生する
必ずしも応募につながるとは限らない
広告運用に知識やノウハウが必要

大きなメリットとして挙げられるのは、求人検索結果の上位に確実かつ長い期間掲載できることです。無料掲載の場合は、求人検索結果で上位表示されるかどうかは不確実です。

また、Indeed(インディード)では新しい求人情報を優先的に検索結果に表示させるため、無料掲載の場合、掲載開始から時間が経つにつれ検索結果に表示させられる確率は減少していきます。一方で有料掲載ではその心配がいりません。

広告費を支払うことで関連性の高い検索結果にも表示させることが可能に。先にご紹介した「自動入札ツール」や「注目企業」のような独自機能も利用でき、効率よく求職者にアピールすることができます。

ただし、広告を運用するにあたって広告費用が発生することと、専門的な知識やノウハウが必要となることがデメリットとなります。正しく運用できれば高い効果を得られますが、そのためには時間と労力をかけ、知識やノウハウを蓄積しなければなりません。

採用単価の料金シミュレーション(自社運用の場合)

インディード有料掲載採用単価シミュレーション

Indeed(インディード)の有料掲載は、クリック課金型の広告です。固定掲載料や成果報酬などは一切不要のため、かかる費用は求人情報がクリックされた場合のみとなります。

Indeedの有料掲載のクリック単価の相場は、正社員・中途採用で100円〜300円ほど。平均応募率は0.5%と言われています。(※職種や地域によって異なる)

例えば、この相場をもとに採用単価をシミュレーションしてみましょう。ここでは、以下の数値を仮で設定します。

採用単価の料金シミュレーション(自社運用)
  • 予算:100,000円/月
  • クリック単価:100円
  • 応募率:0.5%
  • 採用率:33%

この場合、月あたりのクリック数が1,000回、応募者数は5人、採用数は1〜2人という計算になります。つまり、1人あたりの採用単価は50,000〜100,000円です。

Indeed掲載で効果を出す方法

無料掲載する方も有料掲載する方も、できれば少ないコストでより多くの効果を出したいと考えるでしょう。ここでは、無料掲載と有料掲載それぞれにおいて効果を出すためのコツを解説します。

無料掲載の場合は、まず最適な検索結果に表示させることが重要な一歩となります。一方で有料掲載の場合は、検索結果に表示されることを前提とし、どうすれば効果を最大化できるかを考えることが重要となります。

各掲載方法によって意識する点が異なるので、チェックしてみてください。

無料掲載で応募を集めるコツ

インディード無料掲載で応募を集めるコツ

まず大前提として、Indeed(インディード)の無料掲載で応募を集めることは数年前と比較すると難しくなっています。その理由の一つが審査が厳しくなっていることが挙げられます。

そのため、応募者を集めることを意識するのと同時に、しっかりと審査に通過できる求人票を作成することも意識する必要があるでしょう。

もし無料掲載で応募を集めたいと考えるなら、以下のポイントを意識してください。

無料掲載で意識するべきポイント
  • Indeedの掲載ポリシーを遵守した原稿を作成
  • 最近のトレンドなど、検索されるための適切なキーワードを入れ込む
  • 職種名や求人キャッチコピーなど魅力的なものを作成する
  • 履歴書の提出を必須にするのではなく、カンタン応募機能を使用する

それでは一つずつ解説していきます。

■Indeedの掲載ポリシーを遵守した原稿を作成

Indeedでは、掲載基準が設けられておりその基準を満たしていなければなりません。この基準を満たしていなければ、求人情報が掲載されないもしくはIndeedより改善を求められる可能性があります。

例えば、求人掲載基準としては以下の指標を公表しています。

インディードの求人掲載基準
  • 掲載できるのは求人情報のみ
  • 情報は正確かつ詳細に記載しなければならない
  • 投稿できるのは正当な権限を有する当事者のみ
  • 採用企業からの直接求人が優先される
  • 求職の過程で手数料を課してはならない
  • 職種名および仕事内容の説明を適切に記述しなければならない
  • 求人投稿に不快感を与えるコンテンツを含めてはならない
  • Indeed の検索結果を操作してはならない
  • Indeed では差別行為が固く禁止されている

(参照元:求人掲載基準|インディード公式)

上記はあくまでIndeedの掲載基準とポリシーの一部です。求人票を作成しIndeedへ求人情報を掲載する際には、その他多数ある項目を把握し、条件を満たす必要があります。

■最近のトレンドなど検索されるための適切なキーワードを入れ込む

適切なキーワードを求人情報の中に入れ込むことは、最適な検索結果で表示させるために重要です。なぜなら、求人情報を検索するユーザーは「グラフィックデザイナー 東京」「Webデザイナー 業務委託」などといったキーワードで検索するからです。

検索キーワードに迷った場合は、「採用市場レポート」を活用することをおすすめします。該当の職種を入力すると、クリック数上位の人気検索キーワードを調べられるので、そちらを参考に盛り込むキーワードを見つけてみましょう。

■職種名や求人キャッチコピーなど魅力的なものを作成する

職種名と求人キャッチコピーは、応募者に仕事の内容と魅力を簡単に伝えるためにとても効果的です。どちらも短文で掲載され、求人情報ページ上部の目立つ位置に表示されます。

視覚的な差別化が難しいIndeedの求人情報ページにおいて、他社と差別化できる数少ない要素の一つと言えます。

■履歴書の提出を必須にするのではなく、カンタン応募機能を使用する

「カンタン応募」機能は、応募者にとって魅力的な機能の一つ。なぜなら、面倒な履歴書を書くことなく仕事に応募できるからです。カンタン応募を活用することで応募のハードルを大幅に下げられ、応募率アップが期待できます。

有料掲載で応募数を最大化するコツ

インディード有料掲載で応募数を最大化するコツ

続いて、有料掲載で応募数を最大化するコツについて解説します。せっかく費用をかけて有料掲載するなら、できる限り少ないコストで多くの採用を獲得したいですよね。

そのためのコツをご紹介します。これから有料掲載を行うのであれば、以下の方法を取り入れるようにしましょう。

有料掲載で応募数最大化するコツ
  • Indeed PLUSを使用できるように設定を行う
  • ターゲットに合わせて求人を掲載をする
  • 効果を分析しPDCAを回す
  • 掲載時期や市場感によって最適な予算設定を行うことで、トータルの採用数を最大化させる

各項目について解説していきますので、チェックしてみてください。

■Indeed PLUSを使用できるように設定を行う

Indeed PLUSは、Indeed(インディード)へ求人を投稿するだけで、Indeedだけでなくフロム・エーナビやとらばーゆ、リクナビ派遣など、他の国内主要求人サイトにも掲載させることができる仕組みです。

掲載先はIndeedが判断し自動掲載するためコントロールすることは難しいですが、少ない労力でより多くの求職者へアピールできるメリットがあります。

■ターゲットに合わせて求人を掲載をする

求人の効果を高めるためには、ターゲットに対して適切な情報提供と適切なメッセージを記載することが大切です。有料掲載ではクリックされるたびに費用が発生します。そのため、いかに1クリックあたりの応募率を高めるかが、効果を最大化するためのカギとなるでしょう。

ターゲットに合わせた適切かつ魅力的な内容を記載することで、効果を高めて採用コストを抑えることにつながります。

■効果を分析しPDCAを回す

有料掲載では、パフォーマンスレポートによって広告の効果を分析することが可能です。レポートによって効果を確認しつつ、運用方法をその都度修正していくことで効果を最大化することが期待できます。

掲載時期や市場感によって最適な予算設定を行うことで、トータルの採用数を最大化させる

掲載時期や市場の規模によって、必要な予算が異なります。インディードの有料掲載では、予算の設定をいつでも変更できるため、パフォーマンスレポートで効果を分析しながら最適な予算を見つけていきましょう。

Indeedに求人掲載するときの注意点

Indeed(インディード)で求人掲載する際には、求人掲載ポリシーやルールに要注意です。この基準に沿っていなければ、検索結果に反映されず応募者を集めることができなくなってしまいます。

また、Indeedの掲載規定やポリシーは日々改善されているため、急に検索結果に表示されなくなることも起こりかねません。

Indeedの公式情報をもとに実際のルールや事例などもご紹介しますので、求人票の作成前にチェックしておきましょう。

掲載基準・ルール

インディードの掲載基準・ルール

Indeed(インディード)は、”We help people get jobs”というミッションを掲げて、求職者視点の情報提供を大切にしています。そのため、Indeedが公表する掲載基準もそれに沿った内容となっており、掲載基準に満たない求人は検索結果に表示されないので注意が必要です。

そんなIndeedでは、掲載基準を示す5つの規約を公表しています。

規約内容
コミュニケーション規約【記載事項について】
複数の求人を応募者に提示しない。(1つの求人情報につき、「1職種、1勤務地」が原則)
勤務地、職種名、応募条件、給与体系が明記されているようにする。
テキスト内にリンクを含める場合は、直接求人情報を表示するリンクにする。
採用企業の名称と所在地、担当者の氏名と職名を明記する。

【プライバシーについて】
採用活動に必要な最小限のもの以外の情報提供を、応募者に要求しない。
応募に関する規約【アクセス性について】
Indeedの応募ボタンから、該当職種の応募画面に直接移動できること。
求人情報の投稿者と、採用企業との関係性を求人情報に明記すること。

【プライバシーについて】
応募プロセスで入手した応募者の個人情報を第三者に漏えいしないようにすること。
差別に関する規約業務の能力と関係ない理由で、応募が制限されてしまうような求人情報は掲載されない。

<NG例>
応募条件:30代までの主婦 日本国籍の方に限る

<OK例>
応募条件:パート・Wワーク可 /主婦(夫)歓迎/未経験者歓迎/日本語で接客が可能な言語能力のある方
合法性に関する規約掲載される求人情報は、合法的なものに限られる。
プラットフォームの不正使用に関する規約求人情報の表示順を操作したり、掲載基準を回避したりする内容、またはそれらを可能にするシステム開発は禁止。
(参照元:インディード公式)

通常、求人票の作成から2〜3日で検索結果に反映されます。なかなか反映されないという場合は、掲載基準を満たしているのかをチェックする必要があるでしょう。

最近変更になったルール

インディード最近変更になったルール

Indeed(インディード)の掲載規定やポリシーは、日々改善され厳格化されています。そのため、急に検索結果に表示されなくなり、求人へのアクセスが減ってしまったという事態にも陥りかねません。

そこで、最近変更になったルールとして、以下の2つの掲載基準の変更について解説します。

  1. 職種名のバリエーション
  2. 勤務地のバリエーション

これから求人票を作成するという方は、作成前に必ずチェックしておくことをおすすめします。

1. 職種名のバリエーション

インディードでは、1つの求人につき「1職種・1勤務地」が原則です。以下に例を記載しますので、違いについて理解しましょう。

NG例OK例
勤務地:東京都 江東区
職種:キッチン及びホールスタッフ・本部事務スタッフ
勤務地:東京都 江東区
職種:キッチン及びホールスタッフ

NG例では、応募者が採用後にどの職種で採用されるかが不明確です。もし2つの職種の募集を行いたい場合は、それぞれの職種に分けて求人票を作る必要があります。

2. 勤務地のバリエーション

先述した通り、Indeedでは「1職種・1勤務地」が原則です。なぜなら、複数の勤務地が記載されていると、応募者が採用後にどこで仕事を行うのかが不明確だからです。例えば、以下のNG例とOK例を見てみてください。

NG例OK例
勤務地:岐阜県 海津市 駒野駅/岐阜県 大垣市 大垣駅
職種:キッチン及びホールスタッフ
勤務地:岐阜県 海津市 駒野駅
職種:キッチン及びホールスタッフ

職種名と同様、勤務地が2つある場合は、それぞれ別の求人票を作成する必要があるので要注意。実際にIndeedに掲載されている求人をチェックしてみると、1つの求人票につき勤務地が1箇所になっているのが分かります。そして、同じ企業の求人でも勤務地が違う場合は、別の求人票が作成されていることも見受けられます。

Indeedの仕様変更の多さ・操作性で困っている場合は代理店がおすすめ

インディードで困っている場合は代理店がおすすめ

ここまで、Indeed(インディード)の無料掲載と有料掲載のやり方やコツ・注意点などについて解説してきました。Indeedは掲載基準やポリシーなど注意すべきことが多かったり、効果を高めるための専門的な知識やノウハウが必要だったりします。

また無料掲載ができ手軽に利用を開始できる反面、求人数が膨大で多くの求人に埋もれてしまうリスクがあることにも注意が必要です。そのため、初めて取り組む方にとっては難易度が高く、ただ人件費や広告費を消費するだけの結果になってしまう可能性もあります。

そんな時におすすめなのが、Indeed代理店(認定パートナー)の利用です。代理店を利用することで、自社にノウハウや知見がなくても、効果的な求人情報の運用を行うことが可能となります。

代理店(認定パートナー)とは

Indeed(インディード)の代理店はどんなサポートをしてくれるのか、なかなかイメージが付きにくいかもしれません。会社によってサポート内容は異なりますが、Indeedの代理店は主に以下の業務を支援してくれます。

Indeed代理店のサポート内容例
  • アカウント作成
  • 求人票の作成
  • スポンサー求人広告の運用
  • 採用サイトとインディードの連携
  • インディード運用のコンサルティング
  • インディード運用の分析、改善

各企業によって、サービス内容や強みなどが異なります。自社の悩みを解消できるノウハウを持った代理店なのかをあらかじめチェックした上で依頼するようにしましょう。

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無料掲載・有料掲載に関するQ&A

インディードの無料掲載・有料掲載Q&A

Indeedと他求人媒体の違い

Indeed(インディード)は、求人に特化した検索エンジンです。求人サイトである他求人媒体と違い、ウェブ上のあらゆる求人情報を収集し、その情報の中からIndeed内で検索した求職者の求める情報を提供する仕組みとなっています。

他の求人サイトの場合は、掲載料が決まっていたり採用が決まった際に発生する成果報酬費用がかかったりするケースがあります。一方Indeedは、固定の掲載料や成果報酬が一切かからないため、完全無料で掲載することが可能です。

Indeedの有料掲載期間は?

Indeedの有料掲載期間は、特に決まっていません。有料掲載をする際に、広告の終了日時を自分で設定することが可能です。

Indeedの有料掲載を中止するにはどうすればいいですか?

Indeedで有料掲載を中止する場合は、ダッシュボードから求人予算を削除することで実行可能です。有料掲載の中止操作は、いつでも自由に行えます。

Indeedの有料から無料への変更方法は?

有料掲載の中止方法と同様、求人予算を削除することで有料掲載から無料掲載へ変更できます。

Ineeed掲載の方法と効果の出る掲載のコツまとめ

この記事では、Indeed(インディード)で求人情報を掲載するやり方や効果を出すコツ・注意点などについて解説しました。Indeedは無料掲載でき手軽に始められる反面、膨大な求人に埋もれないための対策を行う必要があります。

例えば、無料掲載なら掲載ポリシーやルールを遵守しながら、適切なキーワードを求人情報内に入れ込むこと。有料掲載なら、パフォーマンスレポートで分析を行いながら、予算の設定を行ったり求人情報の内容を調整したりすることが必要です。

始めたいけど自信がない方や、効率的に人材を確保したい方には、代理店の利用という選択肢もあります。

まずはアカウントを作成するところから始めてみてください。

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