【企業向け】大手人材派遣会社おすすめランキング

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「人材派遣会社の違いがイマイチ分からない」「何を基準に選べばいいのか分からない」このような悩みを抱えていませんか。

人材派遣会社はそれぞれ、規模や対応可能な業種・エリアなどが異なります。一つひとつリサーチをし、自社に合った派遣会社を選定するのは時間がかかってしまいますよね。

そこでこの記事では、大手人材派遣会社に絞り、各企業の特徴をまとめました。

「規模」と「業種別」の2種類にフォーカスして紹介するので、派遣会社選びの参考にしてください。

今回ピックアップしたのは、以下の派遣会社です。

規模の大きい派遣会社・スタッフサービス・パーソルテンプスタッフ
・パソナ・UTエイム・アデコ
・マンパワーグループ
業種別の派遣会社【エンジニア】
・マンパワーグループ・UTエイム
・スタッフサービス
【看護師】
・ベネッセMCM看護師・レバウェル看護
【医療事務】
・パソナ・トラスト
【半導体】
・UTエイム・フジアルテ
【通訳】
・株式会社KYT・アーク@キャリア
【介護】
・スタッフサービス・メディカルBRAVE介護

規模の大きい会社は、対応可能な業種やエリアが幅広い傾向にありますが、専門的業種は取り扱いが無い場合があります。専門的な業種の場合は、その業種に特化している派遣会社を選ぶのがおすすめです。

もし派遣会社に対する知見がなく、どこか相談できる相手がほしいという場合は「派遣コネクト」というサービスがあります。

費用や業務内容・エリアなどの要望を伝えると、約4万社の中から優良な派遣会社を3〜5社紹介してくれます。相談費用は無料で、具体的な要望が決まっていなくても相談可能。

派遣会社に直接問い合わせると営業電話の対応も必要になってきますので、第三者の立場となってくれる派遣コネクトに一度相談してみてください。

この記事では派遣会社の選び方や注意点、人材を受け入れるまでの流れなどについても解説しますので、特に初めて派遣会社を利用する人に参考になると思います。

目次

厳選した大手人材派遣会社6社一覧

厳選した大手人材派遣会社6社一覧

大手人材派遣会社を6社ピックアップして解説します。今回「大手」として判断した基準は、以下のとおりです。

【大手人材派遣をピックアップした基準】
・資本金5億円以上
・従業員数1,000人以上

上記は「会社法の“大会社”の定義」と「厚生労働省の“大企業”の定義」を参考にしています。

今回ピックアップした大手人材派遣会社は、次の6社です。

  • スタッフサービス
  • パーソルテンプスタッフ
  • パソナ
  • UTエイム
  • アデコ
  • マンパワーグループ

サービス形態や拠点数・対応エリアなどの情報も記載しています。

スタッフサービス

資本金5億円
グループ従業員数5,301人(2024年4月1日時点)
サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数120万人(2024年3月時点)
対応エリア全国
拠点数156拠点
対応可能業務オフィスワーク、設計・開発、IT、介護・医療、製造・軽作業
マージン率事業所により異なる
公式URLhttps://www.staffservice.co.jp/

創業40年と歴史のある人材派遣会社です。フルタイムだけでなく、週3日・時短勤務・外国人派遣など多様な働き方で依頼できます。

登録型派遣だけでなく常用型派遣サービスも提供しているため、長期的に働ける人材の確保にも重宝するでしょう。

また事務職から設計・開発など専門性の高い職種まで、40種類以上に対応できる人材がそろっています。幅広い業種での依頼を検討している企業におすすめです。

パーソルテンプスタッフ

資本金22億7,300万円(2018年3月31日)
従業員数7万2,905人(2024年3月31日)
サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数12万6,000人以上(2023年12月時点)
対応エリア全国
拠点数国内523拠点、海外187拠点 (2024年2月現在)
対応可能業務事務・オフィスワーク、コールセンター・ヘルプデスク、研究開発・臨床開発、軽作業(検査/検品・製造)、受付、販売・セールスプロモーション、営業、CAD設計・オペーレーター、クリエイティブ、設計・製造、IT・WEB・テクニカル、通訳・翻訳、官庁・自治体・地方公共団体
マージン率事業所により異なる
公式URLhttps://www.tempstaff.co.jp/

幅広い地域・職種に対応しており、拠点数は大手人材派遣会社の中でも飛び抜けています。幅広い業種に特化している派遣会社は多くありますが、パーソルテンプスタッフは特に専門性の高い分野に強みがある印象を受けます。

短期間・短時間での勤務、大人数の一斉募集にも対応可能なため、繁忙期・急な欠員などの緊急事態の人員確保もスムーズです。

また当企業では、常用型派遣と紹介予定派遣がミックスされたような『funtable(ファンタブル)*』と呼ばれるサービスを提供。無期雇用派遣社員を直接雇用に切り替えられるため、ミスマッチのない人材確保が期待できます。

※サービスラインナップ:①事務職/②貿易、経理の専門職/③新卒

パソナ

資本金50億円(2024年8月22日現在)
グループ従業員数2万5,046人(2024年8月22日現在)
サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数約40万名
対応エリア全国
拠点数60拠点以上
対応可能業務オフィスワーク、専門事務、営業・販売・コールセンター、金融事務、メディカル系事務
マージン率事業所により異なる
公式URLhttps://www.pasona.co.jp/

即時紹介できるスタッフが約40万人と、豊富なスタッフが在籍する派遣会社です。パソナでは一口に人材派遣といっても、5種類の派遣に対応可能。

  1. 一般派遣
  2. ノンフルタイム派遣
  3. チーム派遣
  4. 紹介予定派遣
  5. 在宅派遣

在宅派遣では、新規だけでなく既存スタッフに在宅勤務してほしい場合にも相談可能です。また在宅派遣は、全国の派遣スタッフがマッチング対象になるメリットがあるので、より最適な人材を確保しやすくなります。

在宅勤務とはいえ、営業担当者が電話やメール・Web会議システムなどで派遣スタッフをフォローする体制が整っているので安心です。

そのほかにも、1人分に満たない業務量を依頼できる「ノンフルタイム派遣」や、複数名のスタッフを確保できる「チーム派遣」など、必要に応じて相談できる環境があります。

UTエイム

資本金5億円
従業員数1万1,942人(2024年3月末現在)
サービス形態人材派遣
登録スタッフ数不明
対応エリア全国
拠点数国内21拠点、海外1拠点
対応可能業務半導体・エレクトロニクス関連分野、自動車関連分野、電池関連分野
マージン率事業所により異なる(マージン率は他社と比較すると割高)
公式URLhttps://www.ut-g.co.jp/ut-aim/

UTエイムは、専門性の高い人材が必要な「製造現場スタッフ」に強みのある人材派遣会社です。

自社で派遣スタッフの教育を行っており、半導体・エレクトロニクス関連、自動車関連、電池関連の3つの分野に対応できます。

また自社で社宅を整備し、無期雇用の社員を移動させることで、全国の製造現場へ派遣しています。働く環境だけでなく、居住環境も整えることにより、派遣スタッフの定着が期待できます。

製造現場スタッフやエンジニアなど、即戦力となる人材を確保したい企業におすすめです。

アデコ

資本金55億6,000万円
従業員3万7,200人
サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数3万4,000人以上
対応エリア全国
拠点数全国40拠点以上
対応可能業務事務・オフィスワーク、金融専門職、営業代行業務、クリエイティブ、販売・セールスプロモーション、メディカル
マージン率事業所により異なる
公式URLhttps://www.adecco.co.jp/

アデコは登録型派遣を提供するなか、事務系・デジタル系・介護系に特化した無期雇用派遣サービスを展開しています。

  • キャリアシード(事務職)
  • デジタルキャリアシード(デジタル・IT)
  • さくらシード(介護職)

無期雇用派遣社員は、厳正な選考のもと採用された優秀な人材です。さらに、研修やキャリアコーチによるサポート支援も行われています。

また有期雇用派遣社員を無期雇用へ転換できる「ハケン2.5」という独自サービスも、アデコの特徴のひとつ。無期雇用へ転換できる派遣社員は、アデコ以外の派遣スタッフでも可能です。

自社で長く働いている優秀な人材を確保できるだけでなく、引き継ぎや指導などの手間を省くことにつながります。

長く働ける優秀な派遣スタッフを確保したいという企業におすすめです。

マンパワーグループ

資本金40億円
従業員3,772人(子会社含む)(2024年4月現在)
サービス形態人材紹介、紹介予定派遣
登録スタッフ数74万5,000人(2024年4月現在)
対応エリア全国
拠点数全国153営業拠点
対応可能業務事務・オフィスワーク、介護・福祉・医療、IT・エンジニア、プロフェッショナル派遣、テレセールス・営業・接客・販売、軽作業・製造・物流
マージン率事業所により異なる
公式URLhttps://www.manpowergroup.jp/

日本初の人材派遣会社として、55年以上の実績・ノウハウがある企業。登録スタッフ74万人、拠点数153拠点と、大手の中でも規模の大きな派遣会社です。

事務・オフィスワークを中心に、IT・エンジニア、営業・販売、軽作業、介護・メディカル領域への派遣実績があります。

無期雇用では『M-Shine』と『SODATEC』という2種類のサービスを提供しています。

『M-Shine』の平均年齢は25.1歳と若く、事務職のスキル経験を身につけたいという意欲の高い人材を採用。「SODATEC」ではエンジニア希望の若年層を中心に、無料で研修を提供し人材育成を行っています。

「若い人材がほしい」「スキルの高い人材を確保したい」という企業におすすめの派遣会社です。

【業種別】おすすめ大手人材派遣会社一覧

業種別 おすすめ人材派遣会社一覧

ここでは業種別に、実績豊富な人材派遣会社をピックアップしました。

業種派遣会社
エンジニア・マンパワーグループ
・UTエイム
・スタッフサービス
看護師・ベネッセMCM看護
・レバウェル看護
医療事務・パソナ
・ソラスト
半導体・UTエイム
・フジアルテ
通訳・株式会社KYT
・アーク@キャリア
介護・スタッフサービスメディカル
・BRAVE介護

上記の派遣会社について詳しく解説、紹介していきます。各業種2〜3社ずつピックアップしていますので、自社の業種に対応できる派遣会社を見つける参考にしてください。

「企業一覧を見てもピンとこない」「数が多くて絞るのが大変」と感じた人は、「派遣コネクト」というサービスがあります。

費用や業務内容・エリアなどの要望を伝えると、約4万社の中から優良な派遣会社を3〜5社紹介してくれます。相談費用は無料で、具体的な要望が決まっていなくても相談可能です。

エンジニア

専門的なスキル・経験を必要とするエンジニア業界は、人材の確保が難しい業界のひとつでしょう。

エンジニア領域に特化した派遣会社では、優秀な人材を確保することはもちろんのこと、自社で独自に教育し、即戦力となる人材を育てているのが特徴です。

マンパワーグループ

サービス形態人材紹介、紹介予定派遣
登録スタッフ数IT系登録者:9万人以上
対応エリア10都道府県
拠点数16営業拠点
対応可能業務インフラ設計・構築、インフラアプリケーション運用管理・保守、ネットワーク設計・構築、アプリケーション設計・構築、テスト・評価、ヘルプデスクユーザーサポート、Web制作・デザインコーディング、DTPオペレーター、設計・CAD、テクニカルライティング、セールスエンジニア、研究開発
マージン率事業所により異なる

マンパワーグループは、「SODATEC」というエンジニア向けの無期雇用派遣サービスを提供しています。当サービスは若年層を中心に採用を行い、人材育成から就業サポートまで一貫して行うプログラムです。長期的に働ける若いエンジニアの獲得が期待できます。

UTエイム

サービス形態人材派遣
登録スタッフ数不明
対応エリア全国
拠点数国内21拠点、海外1拠点
対応可能業務半導体・エレクトロニクス関連分野、自動車関連分野、電池関連分野
マージン率事業所により異なる(マージン率は他社と比較すると割高)

UTエイムは、生産技術領域におけるエンジニアの派遣に強みがあります。モノづくりの量産ラインの立ち上げ、生産設備の保全・品質管理など専門的な分野まで精通した、即戦力となる人材が在籍しています。

半導体分野の製造請負、製品テスト業務請負も行う「UTエイム」が、自社で人材育成を行っているため、その信頼性は高いと言えるでしょう。

スタッフサービス

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数設計・開発:約1万人
IT・システム:約2万人
対応エリア設計・開発:46都道府県
IT・システム:4都道府県
拠点数設計・開発:42拠点
IT・システム:5拠点
対応可能業務【設計・開発】
設計、CADオペレーション、評価・試験・実験、保守・点検、プログラミング、生産技術、化学分析

【IT・システム】
システムエンジニア、ネットワークエンジニア、プログラマー、システム運用管理・保守、テスト・評価、Webデザイナー、Webディレクター、DTP、ヘルプデスク、ITアシスタント
マージン率事業所により異なる

スタッフサービスでは、豊富なエンジニアの中から最適な人材を提案し、早ければ5営業日で就業可能。人材の豊富さとスピーディーな派遣に強みがあります。

また対応職種の豊富さも特徴です。システムエンジニア・ネットワークエンジニア・プログラマーなど、約20種類の職種に適した人材を派遣してもらえます。

看護師

ここでピックアップした2社は、看護師専門の求人サイトを運営している企業です。多くの利用者をマッチングさせてきた知見・経験をもとに、最適な人材を提案してくれます。

ベネッセMCM看護師

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数2万9,000人以上
対応エリア17都道府県
拠点数7拠点
対応可能業務看護師(正看護師、准看護師)、保健師、介護職、看護助手、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
マージン率33.8%(2023年4月1日〜2024年3月31日)

介護・医療に特化し、15年以上の経験がある派遣会社です。運営会社である株式会社ベネッセMCMは、高齢者施設を全国に300施設以上展開しています。

人材不足が懸念される中、登録スタッフ数は2万9,000人以上と豊富。さらに求人サイト「ベネッセMCM看護師」に無料で求人広告を掲載でき、派遣社員だけでなく、常勤・非常勤・契約社員など様々な働き方での人材募集が可能です。

レバウェル看護

サービス形態人材派遣
登録スタッフ数不明
対応エリア1都2府11県
拠点数11拠点
対応可能業務看護師(正看護師、准看護師)、保健師、介護職、看護助手、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
マージン率不明

「レバウェル看護」は、看護師専門の転職支援サービスです。月間約20万人以上の看護師が利用し、常勤・非常勤・派遣・紹介予定派遣など、様々な働き方の求人を掲載しています。

レバウェル看護の強みは、集客力です。オウンドメディアやSNS・メルマガを活用し、看護師への転職を希望する人材へのアプローチを実施しています。

医療事務

専門的なスキルや経験が必要となる医療事務。ここでは、大手派遣企業と老舗企業の2社をご紹介します。研修制度が整っているため、即戦力となる人材の確保が期待できるでしょう。自社とのマッチ度をぜひチェックしてみてください。

パソナ

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数約40万名
対応エリア全国
拠点数60拠点以上
対応可能業務患者の受付業務、診療費計算、会計業務、レセプト業務
マージン率事業所により異なる

パソナは、メディカル系職種の派遣サービスも展開しています。その中の医療事務では、患者受付業務・診療費計算・会計業務・レセプト業務といった職種に対応可能です。

派遣スタッフの教育・研修を行っているため、安心して人材を受け入れられるでしょう。またスピーディーな就業も当企業の特徴のひとつで、最短で3〜5営業日で人材を確保できます(業務内容や就業条件による)。

ソラスト

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数約3,000人
対応エリア不明
拠点数医療オフィス:41ヶ所介護(事業所):724ヶ所保育(保育所):68ヶ所(2024年3月31日時点)
対応可能業務医療事務、医師事務作業補助者、看護補助など
マージン率事業所により異なる

ソラストは、医療事務職種の派遣に特化した人材派遣会社。創業以来55年、医療事務受託サービスを提供し、約2,000の医療機関との取引実績がある信頼性の高さが大きな特徴です。

そんなソラストでは、即戦力となる人材を確保できる体制が整っています。

  • 新入社員全員に対する「入社時研修(1日)」と「実務研修(3ヶ月)」の実施
  • すでに医療機関で経験のあるスタッフから人材を提案

さらに「1人確保したい」「短期で人材を確保したい」「複数名まとめて確保したい」など、ニーズに合わせて柔軟に依頼できます。

初めて派遣会社を利用するため安心して任せられる企業に依頼したいという場合は、ソラストがおすすめでしょう。

半導体

半導体分野への派遣会社には、常用型派遣に対応している企業が多い印象を受けます。

安定的かつ専門性の高い人材を確保しやすいため、「長期の開発に携われる人材がほしい」「即戦力となる人材がほしい」といった希望を叶えられます。

UTエイム

サービス形態人材派遣
登録スタッフ数不明
対応エリア全国
拠点数国内21拠点、海外1拠点
対応可能業務半導体・エレクトロニクス関連分野、自動車関連分野、電池関連分野
マージン率事業所により異なる

UTエイムは半導体分野での製造請負や、半導体製品テスト業務請負なども行っており、半導体分野の製造現場に知見のある企業です。

知見やノウハウをもとに、製造現場のニーズに合った人材の提案が期待できます。無期雇用派遣に対応しているため、安定的な人材確保が可能です。

フジアルテ株式会社

サービス形態人材派遣
登録スタッフ数不明
対応エリア全国
拠点数35拠点
対応可能業務試作、試験評価、生産技術、製造技術、設備保全、機械加工、品質管理、品質保証、生産管理、装置の現地セットアップ・FE・組立・調整
マージン率事業所により異なる

フジアルテ株式会社は創業60年と、人材派遣会社の中でも歴史のある企業です。全国に7つの研修センターを所有し、派遣社員の育成・教育に力を入れています。

座学だけでなく実技もカリキュラムに組み込まれているため、現場で即戦力となる人材の確保が期待できます。

さらにエンジニア派遣はすべて常用雇用(無期雇用)のため、専門性・スキルの高い人材の安定的な確保が可能です。

通訳

通訳関連の職種に対応可能な人材派遣会社を紹介します。業務範囲の豊富さや多言語対応可能など、派遣会社によって強みが異なるのがポイント。

自社の必要とする業務を依頼できるか、必要とする言語を話せる人材がいるかなどをチェックしましょう。

株式会社KYT

サービス形態人材派遣
登録スタッフ数不明
対応エリア不明
拠点数2拠点
対応可能業務社内通訳、プロジェクト付き通訳・翻訳者、イベントバイリンガルスタッフなど
マージン率35.54%(2022年6月1日時点)

株式会社KYTは1979年9月にパルプ・紙製品を取り扱う貿易商社として設立。その後1991年に通訳・翻訳・コンファレンスサポート部門を設立したという、ユニークな経歴を持つ企業です。

IT分野から始まり、現在では金融・医学・法律など多種多様なジャンルに専門性のある通訳者・翻訳者が在籍しています。

フルタイム、午前/午後のみ、週2〜3日など、様々な働き方での派遣が可能。コーディネーターが手続き、就業開始までをサポートするため、初めて派遣スタッフを受け入れる企業でも安心です。

IT、金融/IR、医薬製薬、保険、法律、エンタメ、建設、物流など、さまざまな分野に経験豊富な人材がいるので、対応できる業種が豊富な派遣会社を探しているならKYTがおすすめです。

アーク@キャリア

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数3,500人以上
対応エリア不明
拠点数1拠点
対応可能業務翻訳、通訳、秘書・アシスタント、編集・構成・ライター、グローバル人材、地方の英語人材
マージン率33%(2022年10月1日〜2023年9月30日)

アーク@キャリアの強みは提案力です。翻訳会社として培ってきた知見・ノウハウを生かし、必要な語学スキルや人材の特徴を提案してくれます。

例えば、インドの会社とのミーティングにおける通訳者が欲しい場合は、アジア圏の人が話す英語独特の発音やイントネーションへの理解が必要です。そういった場合は、アジア圏の英語の通訳経験のある人材を選出してくれます。

また英語以外にも、中国語・韓国語・フランス語・タイ語などに対応できる人材が在籍しています。

多言語に対応し、的確な提案を受けられる派遣会社を探しているならアーク@キャリアがおすすめです。

介護

派遣会社の中には、介護職に特化した求人サイトを運営している企業や、社内のフォロー体制がしっかりとしている企業など、特徴が様々なので自社にマッチする企業を見つけてみてください。

スタッフサービス・メディカル

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数約10万人(就業者数)
対応エリア46都道府県(沖縄以外)(2024年4月時点)
拠点数40拠点
対応可能業務介護・ヘルパー
(業務:身体介助、理念交換、清掃、レクリエーション企画、介護記録作成)
マージン率事業所により異なる

スタッフサービス・メディカルは、経験者の採用だけでなく、業界未経験者の集客・人材育成に力を入れている派遣会社です。採用基準を経験者に絞らないことで、より多くの人材獲得が見込めます。

未経験の採用に不安を抱くかもしれませんが、当企業は人材育成に力を入れているのも特徴です。

「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2旧)」資格取得支援、オリジナルテキストを使用した研修、人材業界初のケア技法「ユマニチュード」の講座を開催しています。

未経験でも、基礎的な知識・スキルを身につけた状態で派遣されるため安心です。

BRAVE介護

サービス形態人材派遣、紹介予定派遣
登録スタッフ数約10万人(2019年8月時点)
対応エリア不明
拠点数31拠点
対応可能業務介護、看護助手
マージン率事業所により異なる

『BRAVE介護士』は、マイナビグループの「株式会社ブレイブ」が運営する転職・派遣に特化した求人サイトです。マイナビという安定した基盤があり、安心して利用できます。

求人サイト『BRAVE介護士』で集客をしており、新卒〜即戦力スタッフまで幅広い人材が在籍しているのが特徴。老人保険施設・老人福祉施設・有料老人ホーム・デイサービス・グループホーム・病院での看護助手など、多種多様な施設への派遣実績があります。

人材派遣の仕組みとは

人材派遣のしくみとは

人材派遣は、派遣会社・派遣先企業・派遣スタッフの3者で成り立つサービスです。派遣スタッフは、派遣会社と雇用契約を結びます。

派遣先企業は派遣スタッフと雇用関係にはありませんが、業務指示・命令を行う必要があります。

3者の関係は次のような形となります。

派遣社員の雇用先派遣会社
派遣社員の就業先派遣先企業
派遣社員への指揮命令派遣先企業


給与の支払いや福利厚生の提供などは派遣会社が行い、派遣先企業は派遣会社と労働者派遣契約を締結します。

派遣先企業が人材派遣サービスを利用するメリットは、必要な人材を比較的素早く確保できる点です。急な欠員や、業務の繁忙期などに柔軟に対応できる派遣会社もあります。

人材派遣の3つの形態

人材派遣の3つの形態

先述のとおり、人材派遣には3種類の形態があります。

  • 登録型派遣(有期雇用派遣)
  • 常用型派遣(無期雇用派遣)
  • 紹介予定派遣

ここでは3種類それぞれの概要やメリット、注意点について解説します。

登録型派遣(有期雇用派遣)

一般的な派遣形態です。登録型派遣では、派遣時にのみ派遣会社と派遣スタッフとの間で雇用契約が発生します。そのため派遣先が決まらない間は、派遣スタッフに給料が発生しません。

登録型派遣のポイントです。

  1. 派遣スタッフの雇用主は派遣元企業(例:スタッフサービスなどの人材派遣会社)
  2. 派遣スタッフの就職先が決まって初めて雇用関係が発生

派遣契約期間は、3ヶ月程度の短い期間で設定するのが一般的です。

メリット

登録型派遣は、派遣のスピーディーさと働き方の柔軟さが特徴です。

最短5営業日で就業可能な派遣会社が多く、「すぐに人材がほしい」といった場合に重宝します。

さらにフルタイム・短期間・週2日など、様々な働き方に対応できるケースが多いため、自社のニーズに柔軟に対応してもらいやすいのもポイントです。

注意点

いくらスタッフの仕事ぶりが良くても、3年を超える派遣は依頼できません。

派遣スタッフへ業務を依頼できる期間に制限があります。これは労働者派遣法に定められているため、守らなければなりません。

ですが、本音は「自社で派遣として長く働いてもらいたいのに」と思う人もいるでしょう。そのような場合は、登録型の派遣スタッフ(有期雇用)を、常用型の派遣(無期雇用)へ切り替えるサービスを提供している派遣会社もあります。

もし長く勤務してもらいたい人材がいる場合は、派遣会社へ相談してみるといいでしょう。

常用型の派遣(無期雇用)については以下で説明します。

常用型派遣(無期雇用派遣)

常用型派遣は、派遣会社と派遣スタッフで常時雇用契約を結ぶ形態。そのため派遣先が決まっていない期間も派遣スタッフに給料が発生します。

雇用主が派遣会社なのを踏まえて、派遣スタッフが同じ派遣先で働ける期間の制限がなくなるのが大きな特徴です。

常用型派遣のポイントです。

  1. 派遣スタッフの雇用主は派遣元企業(人材派遣会社)
  2. 派遣スタッフは、派遣会社と常時雇用関係にある
  3. 1人の派遣スタッフが、同じ派遣先で働ける期間の制限がない

長期的に人材を確保したい場合は、常用型派遣を利用するのがおすすめです。

メリット

常用型派遣は無期雇用のため、契約期間の制限がないというのが大きなメリットです。

そのため人材が定着しやすく、引き継ぎや新たなスタッフへの指示・命令の手間が省けます。

業務量に合わせて柔軟に人材を確保できるのもポイントです。

注意点

常用型派遣は、登録型派遣と比較して割高になります。また常用型派遣を利用するにあたって、人材の定着を希望する企業が多いでしょう。引き継ぎや派遣スタッフの指示・命令の余分な手間が発生しないよう、事前に派遣会社と相談し、スキル・専門性の高い人材確保に努めるのが大切です。

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、派遣先企業が直接雇用(正社員、契約社員、パート・アルバイト)することを前提とした派遣形態です。

派遣スタッフが最大6ヶ月勤めた後、派遣スタッフと企業双方の合意が得られた場合にそのまま直接雇用となります。

紹介予定派遣のポイントです。

  1. 派遣先に直接雇用されることが前提。
  2. 派遣スタッフと企業双方の同意が得られたら、そのまま直接雇用となる。
  3. 派遣先の企業は、直接雇用を前提にしていることを事前に明示する必要がある。
  4. 派遣期間は6ヶ月。

雇用前に派遣スタッフの働き方やスキルを見られるため、採用後のミスマッチを防げるのがポイントです。

メリット

紹介予定派遣は、最大6ヶ月間、派遣スタッフの働きぶりやスキルなどをチェックできるのがメリットです。

「求めていた人材と違った」「すぐに辞めてしまった」という事態が起こりにくいため、結果的に採用コストを抑えることにもなります。

注意点

紹介予定派遣を利用するには、事前に直接雇用を前提としている旨を提示しなければなりません。また事前に雇用条件をしっかりと提示しておかないと、雇用後にトラブルが発生することもあるので注意してください。

また紹介予定派遣は、結果的に直接雇用する仕組みではありますが、派遣が禁止されている業務では利用できません。

  • 港湾運送業務
  • 建設業務
  • 警備業務
  • 病院等における医療関係業務

一部例外はありますが、基本的に上記の業務では登録型派遣・常用型派遣と同様に、紹介予定派遣も利用できません。派遣が禁止されている業務については、後ほど改めて解説します。

失敗しない人材派遣会社の選び方

失敗しない人材派遣会社の選び方

「人材派遣の仕組みは理解できたけど、派遣会社を選ぶのが難しい」という人には必見です。ここでは「失敗しない人材会社の選び方」について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

6点、選び方のポイントがあります。

  • 自社の業界に対応している
  • 自社の人材ニーズにあった派遣形態に対応できる
  • 自社の所在地が対応可能なエリアかどうか
  • 担当者の質を見て選ぶ
  • 評判や信頼性が高い
  • 登録スタッフの豊富さ

上記の項目を押さえることで、ミスマッチによる余計な時間や手間が発生するリスクを軽減できると思います。

もし派遣会社へ依頼するのが初めてであり、選ぶのが難しい場合は「派遣コネクト」を利用するのもひとつです。要望に合わせて約4万社の派遣会社を比較してくれるため、自社で選ぶ手間がかかりません。

派遣コネクトへの相談費用は無料であるため、まずは気軽に問い合わせてみるといいでしょう。

自社の業界に対応している

大手派遣会社は、対応可能な業種・職種・エリアが幅広い特徴があります。中には、ある業種に特化した人材派遣サービスを提供している企業もあります。

そのような派遣会社へ依頼すると、大手の安心感に加えて、専門性の高い提案を受けられるのでおすすめです。

「大手かつ得意業種を持つ派遣会社」を基準に選ぶといいでしょう。

対応可能な業種や職種、実績については各社ホームページに記載があるため、問い合わせ前にチェックしておきましょう。

自社の人材ニーズにあった派遣形態に対応できる

先述のとおり、派遣形態には登録型派遣・常用型派遣・紹介予定派遣の3種類があります。

派遣形態特徴
登録型派遣人材をスピーディーに獲得できる、柔軟な働き方で依頼できる。
常用型派遣専門性やスキルの高い人材を確保しやすく、契約期間に制限がなく長く働いてもらえる。
紹介予定派遣スタッフの働きぶりやスキルを見てから、雇用するか検討できる。

上記の特徴を理解した上で、求める人材を確保できる派遣形態を選択しましょう。企業によって、常用型派遣に対応していないケースもあるため注意してください。

自社の所在地が対応可能なエリアかどうか

派遣会社によって対応エリアが異なります。大手派遣会社であれば全国対応のケースが多いですが、大手以外の派遣会社だと地域が限られるケースがあります。

当然ながら対応可能エリア外の場合は、人材を派遣できません。

対応可能エリアを調べる際は「拠点」の所在地のみを参考にするのは避けましょう。拠点以外の地域にも対応可能な場合があります。

例えばUTエイムでは、拠点数は21拠点ですが、社宅を整備することで日本全国の製造現場への派遣を可能としています。

担当者の質を見て選ぶ

派遣会社の良し悪しは、担当者の腕によって左右するケースもあります。やはり人対人のやりとりなので、担当者による影響は大きいです。

  • 親身に対応してくれるか
  • 自社の人材ニーズを汲み取ってくれるか
  • 業界や業種に対する知見や理解があるか

などをチェックするようにしてください。

また、派遣スタッフへのフォロー体制が整っているかも要チェックです。派遣会社と派遣スタッフの意思疎通が取れていると、スタッフが定着しやすくなります。

派遣会社と派遣スタッフとの関わり方は、事前に確認することをおすすめします。

評判・信頼性がある

信頼性については、以下のポイントをチェックするのがおすすめです。

  • 厚生労働大臣の許可を受けている
  • 優良派遣事業者認定を受けている
  • 派遣法に十分な知識を持っている
  • ISO・ISMSなど情報セキュリティマネジメントシステム認証を取得している

優良派遣事業者認定は、法令の遵守だけでなく、派遣スタッフの良好な労働環境の確保・派遣先でのトラブル予防など、派遣スタッフと派遣先が安心できるサービス基準を満たした企業として認定する制度です。

そのため「優良派遣事業者認定」を受けている企業の方が、安心して依頼できます。

評判については、企業向けの口コミを見つけるのは難しいですが、派遣スタッフによる口コミサイトはあります。口コミサイト特有の、悪い口コミが目立つ節は少々ありますが、派遣スタッフの一意見として参考になるでしょう。

登録スタッフの豊富さ

登録スタッフが豊富な方が、ニーズに適した人材を確保しやすくなります。登録スタッフ数で見るなら、やはり大手が有利だと言えるでしょう。

ただし専門性の高い業種・職種になると、大手では対応していないケースがあるため、自社に該当する業種・職種に特化した人材派遣会社のスタッフ数を比較するようにしてください。

人材派遣会社を選ぶメリット・デメリット

人材派遣会社を選ぶメリット・デメリット

人材派遣会社を選ぶメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリットデメリット
必要な期間・時間だけ労働力を得られる
採用コストや人件費、採用にかかる手間を軽減できる
労務管理の削減
人材不足に柔軟に対応できる
派遣社員に依頼できる業務範囲が制限されている
派遣期間に制限がある

1つずつ解説します。人材派遣会社を利用するかどうかの判断に役立ててください。

メリット

まずはメリットから解説していきます。

必要な期間・時間だけ労働力を得られる

人材派遣はフルタイムだけでなく、1日数時間の勤務や週2日のみの勤務など、多様な働き方に対応可能です。

また一般的に契約期間は3ヶ月と短く区切るケースが多いため、「繁忙期のみの対応」「一時的な人材不足の解消」といった業務量に応じた調整が効きやすいのも特徴です。

採用コストや人件費・採用にかかる手間を軽減できる

人材派遣ではスタッフの採用を派遣会社が行うため、採用の手間やコストが発生しません。採用に関する事務工数も減らせるので、社内リソースの確保にもつながります。

労務管理の削減

派遣スタッフの雇用主は派遣会社となるため、社会保険の手続きや給与計算といった労務管理を行う必要がありません。労務管理の削減により、社内リソースを大幅に節約できます。

スピーディーに人材を確保できる

自社で募集を行う場合は、求人掲載・面接・採用・入社手続きなど、採用までに数週間〜1ヶ月以上かかるケースも珍しくありません。

しかし派遣会社では、最短5営業日で就業スタートできるケースが多く、スピーディーに人材を確保できます。

そのため、急な退職や産休による人員不足にも対処可能です。その結果、業務ミスや品質の低下によるビジネス機会の損失も未然に防げます。

デメリット

続いてデメリットについて解説していきます。

派遣社員に依頼できる業務範囲が制限されている

派遣社員には契約で定められた業務しか依頼できません。そのため流動的に発生する業務に、柔軟に対応してもらえないデメリットが発生します。

また先述したとおり、派遣社員への依頼を禁止している業務があることにも要注意。

  1. 港湾運送業務
  2. 建設業務
  3. 警備業務
  4. 病院等における医療関係業務

派遣労働法で定められており、違反すると罰則が課されてしまいます。業界や業務内容によっては、派遣社員を活用できないケースが発生するので注意してください。

派遣期間に制限がある

一般的な人材派遣(登録型派遣)には、契約期間に制限があります。こちらも先述のとおり、1人の派遣スタッフが同じ派遣先で働けるのは最長3年までです。

人材の安定的な確保が難しく、業務の引き継ぎや新しい派遣スタッフへの指示・教育の手間が発生します。

ただし同じ派遣でも、常用型派遣を利用すれば年数の制限なく人材を確保できます。

もっと詳しく良し悪しが知りたい人は、派遣コネクトのコーディネーターへ相談してみましょう。無料相談はもちろん、最短即日対応も可能で、24時間メール受付を行っています。

人材派遣会社を利用する際の注意点

人材派遣会社を利用する際の注意点

人材派遣会社へ依頼する場合は、派遣の仕組みや労働者派遣法に関する理解も必要です。

  • 派遣が活用できない業種がある(適用除外業務)
  • 人材を選べない

ここでは上記の2つの項目について解説します。

適用除外業務については、違反すると罰金が課せられる可能性もあるため要注意です。

派遣が活用できない業種がある(適用除外業務)

登録型派遣・常用型派遣・紹介予定派遣すべての派遣スタッフは、以下の業務に従事することはできません。

  • 港湾運送業務
  • 建設業務
  • 警備業務
  • 病院等における医療関係業務

業務の性質上、人材派遣サービスが向いていないことや、業務の安全性を担保するためなど、様々な理由から人材派遣サービスの介入が禁止されています。

違反した場合は人材派遣会社に罰則が課され、派遣先企業に対しては是正勧告が行われます。もし勧告に従わなかった場合は、企業名が公表される可能性があるので要注意。

また適用除外業務を知った上で派遣スタッフを受け入れた場合、派遣先企業には「労働契約申込みみなし制度」が適用されます。

適用された場合は、派遣会社と派遣スタッフ間で結ばれた労働契約と同じ条件で、派遣先企業が派遣スタッフを直接雇用する形となります。

ただし中には例外もあるため、上記の職種に関わる企業は、一度派遣会社へ相談してみましょう。

人材を選べない

人材派遣では、派遣会社が登録スタッフの中から依頼に最適な人材を選定します。人材紹介サービスとは異なり、派遣スタッフを受け入れる企業側が人材を指定したり面接したりすることはできません。

そのため人材派遣会社を選ぶ際は、しっかりと相談に乗ってくれて、自社のニーズを汲み取ってくれる企業へ依頼するのがポイントです。

人材を受け入れるまでの流れ

人材を受け入れるまでの流れ

最後に、派遣社員を受け入れるまでの流れは、以下のようになります。

  1. 派遣会社へ求人依頼
  2. 派遣スタッフのマッチング
  3. 紹介・顔合わせ
  4. 契約
  5. 受け入れ

派遣会社へ依頼すると、ヒアリングが実施されます。派遣社員募集の経緯、業務内容、契約期間、必要な人数など、必要な人材を選定してもらうための情報を共有します。

ヒアリングを綿密に行うことで人材募集の差が出るので、求人依頼は特に力を入れていきましょう。

その後、共有内容をもとに人選が行われ紹介されます。派遣スタッフが希望すれば、派遣会社と派遣スタッフ、派遣先企業の担当者の3者での顔合わせが行われます。

そして正式に就業が決まると、派遣会社との契約が結ばれ、受け入れ実施となります。

就業開始までに派遣スタッフを受け入れた旨を社内へ周知しましょう。スムーズに仕事を始められる環境を整えておくことで、派遣スタッフも安心して業務を行うことができます。

【企業向け】大手人材派遣会社おすすめランキングまとめ

この記事では大手人材派遣会社を、「会社規模」と「業種別」の2種類にフォーカスして紹介しました。

規模が大きい派遣会社は、多種多様な業種・エリアに対応しており、必要な人材をスピーディーに集めやすい傾向にあります。また登録スタッフも豊富なため、最適な人材を選定してもらいやすいのもポイントです。

一方で業種に特化した派遣会社は、拠点数や登録スタッフ数が少ない傾向にありますが、派遣スタッフの専門的なスキル・経験を磨くための教育体制が整っているのが特徴です。

製造請負を自社で行っているケースもあり、その経験やノウハウが派遣スタッフの人選や教育に活かされています。

派遣形態、登録スタッフ数、対応可能エリア、対応職種など、派遣会社によって特徴が様々なので、この記事の一覧で比較し、派遣会社選びの参考にしてください。

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